気がつけばトイレの換気扇カバーにうっすらほこりがたまっている。去年24時間換気タイプのものに交換して以来、掃除というものをしたことがないまま1年以上が過ぎていた。トイレの換気扇は死角だったのだ。
まずは換気扇カバーのホコリを掃除機で吸い取ってみた。ここまでは比較的簡単だったのだが、ひょっとしてなかにも溜まっているのでは?とカバーをはずしてみてびっくり!換気扇の本体であるシロッコファンの羽根の隙間という隙間にほこりがびっしり。いやはやおそろしい!
ファンを取り外すのはちょっとおおごとになりそうなのであきらめ、脚立にのぼり歯ブラシで掻き出すことにした。マスクをつけて懐中電灯で照らしながらの作業はけっこう疲れる。トイレの蓋にかぶせた紙の上にポタポタ落下してくるホコリの量には驚かされた。完璧に掻き出すことはできなかったがなんとか妥協できるレベルまでいったところで切り上げた。
一年365日回りっぱなしの換気扇、吸い上げた空気の量に比例してほこりも溜まるわけだ。ちょっと考えればわかることなのに気づかないとはあまりにうかつだった。想像力を働かせなくてはいけないところは家の中にもたくさんある。ホコリじゃ死なないとは言いますが、チリも積もれば山となるとはまったくもって容赦ない真実である。