今年3月2日、ほのぼのとしたタッチで日本の原風景を描いた長野県諏訪市出身の画家・原田泰治さんが亡くなりました。81歳でした。m(__)m
1940年・諏訪市生まれの原田さんは小児麻痺で足が不自由な中、「ふるさと」をテーマに、日本の原風景を描いて来た原田さん、、、1998年に諏訪市にオープンした「原田泰治美術館」は、多くのファンを集め、その名誉館長には、シンガーソングライターで原田氏の盟友と呼ばれる「さだまさし」さんが就任されています。(^。^)
これまで、さださんのコンサートのステージトークでよく紹介されてきた話が「ジャカランダの丘」の話。(^-^)
あるとき、ハワイへ旅した原田さんとさださんは、大きな畑に育った立派な「ジャカランダ」の樹と出逢い、まず原田さんがこの大樹を大キャンバスの絵に描いたそうです。(^_^)
原田さんは、完成したジャカランダの絵を畑の持ち主に見せに行ったところ、ジャカランダの主人は原田さんの温かな誠意にたいそう驚かれ、「日本人を好きになった」と語ったとか。!(◎_◎;)
その後、「ジャカランダの丘」と名付けられた絵に、さださんの作った曲が添えられ、この曲は、さださんがグレープの相棒・吉田正美さんと組んだ「レーズン」のアルバム「あの頃について」に収録されました。( ^_^)/~~~
曲中に出て来る、島に住む若い男女の事情、、、街へ出ていった彼女を想う青年の気持ちが切ないです。m(__)m
ジャカランダの花が咲く頃、島への里帰りを待ち侘びる彼氏に、街に住む彼女から長い手紙が届きます、、、果たして内容は、、、「忙しいという言葉を初めて君の手紙で識った」という彼の言葉が胸に沁みます。( ; _ ; )/~~~
そう、、、彼女からの手紙は、「もう島には帰らない、どうか幸せに暮らしてください」、というものだったのです。(T . T)
「蒲公英の綿毛の如く恋が逝く」 祖谷馬関
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レーズン「ジャカランダの丘」