きみがくれた物語

評価：★★★【３点】



仲の良い兄妹を見てたら『９６時間』の兄妹篇を思いつく(爆)
あの娘が出てくると、ついリーアム・ニーソンが浮かぶから＾＾；
そう！その名は何を隠そうマギー・グレイスお嬢さん(笑)

◇

ノースカロライナ州の海沿いにある小さな町で、
父の経営する動物病院を手伝う獣医の青年トラヴィス。
気ままな独身生活を謳歌していたある日、
隣に若い女性ギャビーが引っ越してくる。
最初は何かと衝突していた２人だったが、いつしか恋に落ちて結婚。
２人の子どもにも恵まれ、幸せな家庭を築いていく。
ところが、トラヴィスが久々のデートに遅れてしまった日、
ギャビーは交通事故に遭い意識不明の重体に。
生命維持装置に繋がれたままのギャビーだったが、
彼女はあらかじめ残された家族を苦しめたくないと
３ヵ月を超えての延命措置を拒否する書類にサインしていた。
悲しみに暮れる中、決断の時が迫るトラヴィスだったが…。
＜allcinema＞

◇

愛する妻がまさかの植物人間に！！！
やっとつかんだ幸せを、こんな形で奪っていいのか牧師様！

日本でも３ヵ月をメドとする延命処置に関する書類があるのかな。
いや、そんなことは大したことでなく（その時に分かるから）
患者本人が入院当初にサインした書類に対し家族が最終的に
その書類にサインをした時点で、生命維持装置を取り外すことに。

これって可なりの勇気がいることであり
主人公が数日間悩んだ末に出した選択とは。。。

ストーリー的には割とベタで王道な展開なんだけど
作品世界の空気感というものが割と心地よかったことは確か。

しかしやはり、世界的大ヒットの『きみに読む物語』(2004)と
比べてしまうと人物設定の奥行きに多少の差があるのは仕方ない。



【今週のツッコミ】

・予告編で見せる主人公の懺悔の涙に騙された！
　これは相当そこを狙って作ったとしか思えない。

・テリーサ・パーマーといえば『ウォーム・ボディーズ』か
　『アイ・アム・ナンバー４』が今のところの代表作。
　このひと、美人なんだけどもうひとつ魅力的でないのは何故だろう。

・ワタシ的にはテリーサ氏はヒューマンドラマよりも
　劇画タッチのアクション映画の方が似合ってると思う。
　個人的希望はアリ・ラーターと姉妹戦士という企画でどうでしょう(笑)
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監督：ロス・カッツ
脚本：ブライアン・サイプ
音楽：マーセロ・ザーヴォス


出演：ベンジャミン・ウォーカー/テリーサ・パーマー/マギー・グレイス/
　　　　アレクサンドラ・ダダリオ/トム・ウィルキンソン/


『きみがくれた物語』

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