インサイド・マン

評価：★★★

デンゼル・ワシントンの刑事役もそろそろマンネリ化傾向？（笑）

冒頭から３０分辺りまでは割りとテンポ良く進んで行って見応えは十分。銀行襲撃、５０人程の人質を取って犯人グループと同じジャンプスーツを着せる発想は警察を撹乱させる意味で良かったと思う。NY市警らが現場に急行するまででしたね（笑）良かったのは・・・。

その後は犯人、警察ともなんだか知らないけど妙にのんびりムードで、まるで緊張感が無く、観ている方も少しずつ退屈な感じに・・・

犯人は完全犯罪を宣言しているのですが、過去のどの映画に於いてもこんな完全犯罪をしたことはないだろう。この意外さに警察共々観ているものも騙されるわけですが・・・それくらいですね。

他には特に目新しいものは無くて、ただ、これからも正統派の刑事役でＤ・ワシントンは映画に出続けるつもりなのかな～なんてこと思ったりしました。

この映画はそれぞれの人物設定の説明不足のため表面上の展開を観ているだけの、何とも味気ない映画でした。

人物設定以外でも、あの部屋を掘っていた理由は一体何だったのか？ただのトイレ？ということなのか　それともまだ他に理由が？途中で部分的に寝てしまったから大事な伏線を見逃していたかも。

パッと見には、まるで違和感のなかった部屋に変身。ほとぼりが冷めるまで何を食べていたのでしょうか？？？
グループのひとり（女性）が、あの時点で人質に紛れ込んだ理由がさっぱり？？？

ラストは一石を投じた（爆）デンゼル・ワシントンはアレを売るのか送るのか？あの笑いは後の作品の伏線だったり・・・。
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監督：スパイク・リー
脚本：ラッセル・ゲワーツ
撮影：マシュー・リバティーク
音楽：テレンス・ブランチャード

出演：デンゼル・ワシントン/クライヴ・オーウェン/ジョディ・フォスター/ウィレム・デフォー　

『インサイド・マン』オフィシャル・サイト
http://www.insideman.jp/