世界の中の極々小さな断片

田舎暮らしの日常と地元を走るローカル線を短いエッセイと写真で綴る。
※ブログのタイトルが変わりました。

悠久の流れ

2015-08-11 09:07:08 | 日記






































































































































































































国とは川の流れのように時代と共に

一滴の水が集まり

また分かれては、また交わり

やがて大きな大河へとなって大海に注ぐようなもの。


幾多の争いで分断しては

また争いで大きな国となった。

いつの時代も

その戦の犠牲になるのは

名もなき民である。


碑にも遺されない

多くの民百姓たちが遺したものは

夏の蒼い大空に向かって伸びる

稲を育てる豊穣な大地だけ…


幾多の犠牲のもと受け継いだ

私たちが護るべきものとは

このような景色に刻み込まれた

先人の魂なのかもしれない。









Posted by I.Tachi at August 11, 2015
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