「運動靴と赤い金魚」
1997年 イラン映画 監督 マジッド マジディ
男の子アリが妹の運動靴をなくしてしまうところから、
２人の家は貧しくなかなか親に言い出せない、
そこでアリの靴を交代で履いて学校へ幸い時間が違うので
出来るのだが妹はアリの靴では大きくて履きにくい、
アリも妹が学校から帰るのを待って
靴を履き走っていくのだがたいていは遅刻、
妹も、もういやだと言い出したとき
小学生のマラソン大会があることを知る、
賞品は１等が奨学金、２等が文房具、そして３等が運動靴、
それを知ったアリは妹のために運動靴をとってやろうと、
先生に無理を言って出場する事に、
はたしてアリは運動靴をもらってこれるのでしょうか
アリの哀愁をおびた顔(まだ子供なのに、笑）
妹の靴をなくしてしまって情けなさそうな顔
彼の表情がとてもいい、子供達が大人にはいわずに
自分達で何とかしようとする様子がかわいいの、
見終わってほのぼのする映画です、
マラソン大会の結果は、見てのお楽しみ。
「猫が行方不明」
１９９６年 フランス 監督 セドリック クラビッシュ
ストーリー
メイクアップ・アーティストのクロエがバカンスに出掛けるので
飼い猫のグリグリを近所のおばあさんにあずけていったところ、
帰ってきたら居なくなったと言われ一生懸命探すのだがなかなかみつからない
その事を知ったご近所の人たちがみんなで探してくれる、いままで口もきいたことの なかった人たちが猫は見つかった？とか聞いてくれるように
パリの下町の人たちのなにげない日常や、ちょっとしたエピソードも入れながら
たんたんと綴っている、でも、おしゃれで素敵な映画なの
娘がクロエの着ていたグリーンのコートをほしがっていたっけ、
そんなフランスの粋なファッションも楽しめます。
パリも古い建物が壊されたり、ビルが建ったり変わっているところなんかが
時代の流れを感じさせつつも下町の人々は、何処も変わらない
おせっかいで、やさしく親切だという映画です。
「 奇人達の晩餐会」
１９９８年 フランス 監督 フランシス・ウ゛ェベール
ストーリー
金持ちが自分達で探してきた奇人を晩餐会に招待してどの奇人が
チャンピオンかということを競って馬鹿にしようと言うすごい悪趣味な
晩餐会を催す、社長ピエールが探した奇人ピニョンは史上最強の
おバカ、ところが当日ピエールが腰を痛めてやむなく晩餐会は中止に
そうとは知らないピニョンがピエールの家にやってきて
(彼は自分が馬鹿にされる事はこれっぽっちもしらない）善意で世話を焼く
それが、ことごとく裏目裏目に出てピエールは怒ったり慌てたり
最後はやれやれと収まるかと思いきや・・・
最近バカ笑いしてないなーとお思いの人にはおすすめ
私は最初から最後まで笑えました。
ここでは私の好きな作品をご紹介しました
この３作品は大きい劇場では上映しないけど見る価値は負けないぐらい あると思います全部ビデオで、
出ていますので興味をもたれた方はぜひごらんになってください。
