Ｎｏ．５０１ お盆明けの半夜メバル

・釣れるには理由がある、釣れなかったらそれまた理由があった。打率三割程度ではストレス解消が却ってストレスを溜めることになる。打率7割8割稼いで当たり前。そう行きたいですね。
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釣行日　：　2016年0８月１９日（金）（旧暦07/17大潮）
ホームグランド　：　広島宇品　小川釣具　彗星マリン　彗星Ⅲ号

お盆を過ぎても猛暑が続く厳しい夏、海の色も9月を目前にしてそろそろ秋磯へ移ろいで行こうとしています。夏メバル最終戦は、満月直後の大潮です。
月一恒例の”徳さん”の待ちに待ったメバル釣り！今日は行く夏を堪能しようと多くの釣客で船上はほぼ満席の賑やかさでしたネ・・・

　
定刻６時を少し過ぎて京橋川河口のマリーナを出発！湾口の重工の大型クレーンの向こうに夕日が沈んでいきました。日没時間も随分早くなりました。
夏至の頃は7時半近くに沈んでいたのが、今日辺りは6時半過ぎには山の向こうに隠れていきましたからね。


　
半夜釣りの一番期待が膨らむのは薄暮の頃、日が暮れてもう食いついてくるのでは！・・・でも、天空の白さが海面に写っている時間はメバルも一番警戒心が高い時です。中々当たりが出ません。やがて気持ち良い手応えが竿を大きく引っ張り込む当たりが出ました。戦闘開始です。尺に迫るようなのは居ませんが、煮付けには最高の良く太った魚体が上がってきます。この時期のメバルはそう簡単には釣れません。
一つの当たりを確実にモノにする鋭い反応が不可欠なのです。ですから”多点掛け”なんて欲張ったことは至難の業なのです。一つずつ確実に上げていきます。
めばるは向こう合わせ！こちらから引っ掛けに行くな！・・・この時期は逆なのです。おまけに、微かな前あたりの後クックックッ～と錘荷重が抜けて喰いあげてきます。だからこれに負けない合わせを入れないと
鈎掛りしません。春先のシーズンなら喰いあげてきたらもう鈎に載っているのですが、この時期のメバルはすぐ居なくなるのです。隣の釣友が、よおし！載っただろ！と仕掛けを上げてみたら獲物は何処にも居なかった！☓？※？◇？・・・おかしいなあ・・・　　と言うことが多発するのですﾈ。　

　
まあ、そんなこんなで半分メバルに弄ばれながらもそこそこ良型の獲物がバケツに溜まっていきます。キープか？リリースか？思案するようなのは居ませんから、時合によっては一回り良型ばかりが上がってくる場面も！！！　潮周りの影響なのです。
今日の反省は、①仕掛けの使い分けを迅速に！　②餌は暑さで弱らないように使う分だけ餌箱に取り出して、あとはしっかり空気を入れたポリ袋のまま氷の効いたクーラーボックスで元気よく保つ！　③いち早く当たりが出る棚を把握したら最初の当たりを確実に掛けて一匹ずつ数を重ねていく。欲張って多点掛け！なんて狙っていたら、掛っていたのまで居なくなって！！！

　
今日は、いつもの仲間三人で横並び一線で釣ったので、皆の釣況が手に取るように分かります。それなりに頑張ってつりましたよね！
三人三様の釣況でしたが、一人５０～８０匹の良く釣れた釣行でした。難しい部類の釣だったので、初めから分かって飛ばしていたら、皆さんあと2～３割はアップできたと思いますよ。
たかがメバル釣り！されどメバル釣り！　　若干ストレスを感じながら、むきになって楽しんだ晩夏？（初秋）の一夜の競演でした。　すごお～く楽しいメバル半夜釣りになりました。
船長さん　有難うございました。　同船の愉快な若者？（中年？）の友達仲間らしきグループ他皆さんお疲れ様でした。　満月直後の明るい月でも潮通し勝ちの半夜釣りでした。

次は、8月2回目の白イカ釣行です。が、・・・ここにきて海象に気がかりな兆候が出てきました！盆前からしっかりと張り出してきていた太平洋高気圧がそろそろ後退！おまけに台風が次々に上がってきています。小笠原海域から東寄りなので直接影響はないが、山陰沿岸の海象を悪くしていますね。次の起き潮の頃のお天気　波の高さ　良いめぐりあわせを祈るばかり！

白イカと真鯛モンスター　たのしみ！　そして９月からは船太刀魚が開幕です！もう初めころの座席は予約確保済みですからﾈ　これも　ワクワクたのしみですｳー　　じゃあまたね