いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

頑張れ若き挑戦者@埼玉県某市議会議員選挙

2009-03-15 | Weblog
 昨日から、自分の住む町会の役員研修旅行で「茨城県五浦温泉」に来ている。古いタイプの議員さん達は「旅行こそ票田」とばかり、県人会だ、町会だ、なんとか会だ、と出かけていくようだが、私は「嫌いだ」。旅行が嫌いな訳ではないが、バスの車中でカラオケのサ-ビスをし、お酌をし、心にもないおべんちゃらの挨拶をする、その構図が嫌いなのだ。

 議会での活動は「やったふり!」地元活動は「真剣!」これが、選挙の必勝法であるのはわかっているが、私には出来ない。ではなぜ町会旅行に?それは「会員として」での参加だからだ。

 私は、過去小学校のPTA副会長、中学校の校外委員長、青少年対策委員会理事(現在も)、市民消火隊員(同じく現在も)などの地域活動を経験しているが、すべて「地域住民としての参加」である。従って、「多くの議員が大好きな」会合などでの挨拶もないし、一会員、一住民以上のことはしないし、それ以下でもない。

 町会員が参加費無料の会合であれば、他の議員が「会費」を持参しようが、私は一円も出さない。そのことを理解して下さり「何ら特別扱いをしない」私の住んでいる町会の旅行なのでご一緒したのだ。実は、この町会の役員さんのほとんどは、地元の古参先輩区議の後援者であるし、そうでない一部の方は、民主党でありながら「最も自民党的区議」の後援者である。つまり「票」を考えたら「極めて費用対効果」が悪いのだが「会員」として温かいお誘いを頂き、楽しく参加してきた。

 が、本日は、北朝鮮拉致問題で行動を共にし、尊敬する西村眞悟代議士の主宰する西村塾では後輩にあたるI君が埼玉県某市の市議会議員選挙に立候補をする「告示日」でもある。茨城の最も北の地から、埼玉県某市まで電車で3時間半。朝食を町会の皆さんとご一緒した後、8時には宿を出て出陣式に向かった。

 とある私鉄の駅前には、先に出陣式を行っている共産党の現職候補がいた。どうやら、民主党、I君、共産党と、同じ場所での出陣式となり、事前に調整をし、各陣営30分と取り決めたようだ。約束の30分が過ぎても、共産党の司会のおじさんは止める気配がない。予定時間を10分近くオ-バ-してやっと終わった。

 彼らには「約束」や「法律」は自分達が都合よいものだけが「正しい」のだ、という経験則をここでも学ぶことが出来た。日本全国どこでも、同じであることは「中央集権型政党」流石である。

 さて、I君の出陣式が始まった。3期の現職共産党市議と同じくらいの人が集まったが、違いは「地元がほとんどいない」ことだ。関東各地から憂国の仲間である、地方議員や支援者が駆けつけてくれたのだが、新人で地元出身ではない弱さが心配でもある。

 凄いのは、なんと、ウグイスさんが、現職の文京区と中野区の女性区議なのだ。モデルさんのようなお二人に、近隣市のイケメンの市議さん。さわやかな春の日差しを浴びて、高揚したI君に、いささかの応援演説をしたが、司会者の「一言」との言葉をよそに、喋り捲ってしまった。(反省)

 26歳の彼は、出陣式の後、さっそく市内一巡の街宣に出かけた。宣伝カ-を使った「連呼」は、投票行動にまったく結びつかない、とのデ-タ-が各種調査で明らかになっているが、相変わらず、みな、これをやってしまう。

 街宣は「陣営の結束を固める」御神輿のようなものだ。選挙期間中、何か結集する対象がないと、ダレてしまう。それが、街宣車だ。地元に応援者がいる場合は、その方々に対する「晴れ舞台」の意味もあるが、新人候補の連呼は「ウルサイ」と取られかねない。一番効果があるのは、彼自身が新興住宅地のマンションの下で「26歳!最年少!」これだけ訴えていればいい、と何回もギリギリ選挙を戦った経験からは思う。

 「拉致問題」を言いたいだろう「日教組のバカ」と語りたいだろう。しかし、当選してからいくらでも語る機会はある。残念ながら、地方議員選挙では、多くの有権者の判断基準は「いい人だから」「知り合いに頼まれたから」「知っているから」「カワイイ(女性候補)」「かっこいい(男性候補)」などである場合が多い。(一部、本当に一部には、政策や議会実績で行動して下さるマトモな方もいるが残念なことに少数である)

 であれば、50歳代の候補者の多いなか、彼の最大の優位性(弱点にもなる)は、最年少、26歳という若さである。これだけで十分戦えるだろう。

 私は、社会経験や組織での勤務経験が希薄な青年がダイレクトに政治の世界に入ってくることに否定的である。従って、彼の年齢と、社会経験にはいささか不満もあるが、落選を経験した者として、また、年長者として、あの惨めさは、彼には味あわせたくないとも思う。

 来週の日曜日には結果が出るが、この市では前回も50%を越える市民が「棄権」をしている。投票にも行かず「政治不信」だ?「政治が悪い」だ?ふざけるな!と申し上げたい。

 そんなこと言っているから、ギリギリなんだ、といつも数少ない支援者に怒られている私である。すみません!

(公職選挙法の規定に則り、選挙区、候補者名は伏せることをお許し願いたい)
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1 コメント

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Unknown (ka03)
2009-09-20 09:48:51
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/niigata/090919/ngt0909190233002-n1.htm
新潟県議会に続いて反民主発議案を可決してください。このままでは外国人参政権、人権擁護法案で日本が外国に乗っ取られてしまいます。

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