いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

いぬぶし自民党?のパーテイに出席か

2013-05-20 | Weblog
  今日は、朝一番に四谷の後援会事務所で中山恭子議員と打ち合わせを行い、参議院議員会館でいくつかの面談をこなしてから地元事務所に戻った。自分の居所が移動するというのは、精神的にも肉体的にも負担がかかるが、楽しんでやっている。しかし、私以上に負担なのは、地元事務所のスタッフだろう。「親分」不在の事務処理には頭が下がる。

 夕方からまた都心に戻った。自衛隊出身議員の会「全国武の会」の総会に出席するためだ。所属政党は問わないが、亡国民主党所属議員は排除する会である。遅参して参加したが、事務局のご配慮で自己紹介の機会を与えていただいた。

 私は、「場のご縁」ということをとても感じている。不思議に、空いている席に座ったことがご縁で親しくなった、力になって頂いたな等ということがいくつもあるのだ。また、その地に居たことにより、大きな力になって頂いた例にも事欠かない。私が議員になった大きなきっかけは、宴席で松原仁衆議院議員(当時は落選中の都議)の隣席にたまたま座ったご縁による。

 あの時、別の席に座っていたら今、こんな立場ではなかったと思う。そして今日、遅参して参加した会場において空席だった場所に座った「全国武の会総会」。座ったとたん、隣席の参加者の顔を見て「おい!K君じゃないか」と絶句した。彼は、胸に「入間市議会議員」と書いたプレートをつけている。

 K君は、航空自衛隊生徒の19期生。私は18期生。たった100名弱しかいない一学年の一期後輩。そのなかでも最も親しい後輩だった。初めて会ったのは昭和48年。そして、今から20年近く前のこと、航空自衛隊府中基地で訓練招集に応じていた予備自衛官の私と、現役の調達幹部だったK君とは、懐かしく基地のBX(売店)喫茶店で話しをしていた。

 K君は私が自衛隊生徒の先輩でもあり、また、自衛隊部内の喫茶店ということもあり、仕事の愚痴を話してくれた。K君が調達幹部として、1個100万円の戦闘機の部品100個合計1億円の執行担当になった時の話しである。

 K君は、どう考えても1個100万円はしないと思われる部品の仕様を公開し、公募したところ最安値の業者は1個1万円、100個で100万円。予算の100分の1の金額だ。そこでK君は、その業者から試供品を取り寄せ検査した結果、当初予定の100万円の部品と差がないため、「国庫に対し1億円のものが100万円で買える」とばかり、契約をした。

 すると、当時の調達担当の上司から「予算を無視した」と、閑職に左遷をされ、当初の予定納入業者のY社幹部からは「殺すぞ」と脅かされた経験を持つ。Y社はその後、癒着事件で起訴され、時の防衛庁幹部が訴追された。

 その正義感あふれるK君が、定年(自衛官は定年が早い)後、航空自衛隊ゆかりの地、埼玉県入間市の市議会議員になっていたことは驚きだし、今日会えたことは、本当に嬉しいことである。それも偶然にも隣り。

 さらに辿ると、参加者の静岡県議会議員のWさんが自衛隊生徒14期生など、まさに同窓会だった。続いて行われた懇親会は「自民党決起大会」の装いで、中山恭子議員に許可を得ての参加ではあるが、聊か居心地が悪かった。


 現職、元職の防衛大臣が駆けつけ、自民党の組織選挙のすごさを体感した時間でもあった。そして、中谷元 元防衛大臣とお話する機会があった。

私:自民党の組織選挙は素晴らしいですね。

中谷大臣:自衛隊OBなら自民党にくればいいのに。

私:地元の自民党が入れてくれないでしょう。

中谷大臣:維新にもいい方がいるから頑張ってください。

 自衛隊出身という括りだけで、党派を超えた会合には、ありがたかった。ヒゲの隊長こと、佐藤正久参議院議員は、以下のように述べた。

「今、私を含め5名の自衛官出身国会議員が誕生した。過去に例のないことだ。この5人だけで、政党要件が成立して、政党を作ることすら出来る。これからも、我が国の安全保障に現場感覚で訴えていく。」

 自衛官が制服で外出すると「税金泥棒」と言われた時代から思うと隔世の感がある。党派は違うが、「自衛隊を自衛軍へ」「誇りある国家へ」との共通項で、共闘していきたいものだ。

 それにしても、K君!びっくりしたぜ!

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1 コメント

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維新は支持できません (伴 尚志)
2013-05-21 04:47:15
今回の慰安婦騒動で西村議員を擁護できなかった維新には、政治家としての気概を感じられません。

よって、今後一切維新を支持できません。
政治献金を送っていなくてよかったと思っています。
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