看護部の日々。

井上病院で働いてみたい方からのメッセージをお待ちしています。

新たな選択肢、ひとつ。【在宅血液透析勉強会】

2011-10-22 | 看護部の日々。

こんにちは。
井上病院看護部長室内事務班のアカフチ(仮名)です


確か、今日の予報は大雨だったはず。。。



前回の記事でチラリと紹介していましたが、
在宅血液透析に関する勉強会が行われましたので
そのことを少々。

今年の井上病院は、年頭の 新年政策発表会 での
院長のキッパリ宣言を受けて、
在宅での血液透析にも対応できる病院となるべく
大きく動き出しました

早々に準備委員会を立ち上げて活動を開始しましたが、
この度 在宅血液透析の導入第一号を目指す患者さまへの指導を
いよいよ開始する見通しがついたことから、
その報告も兼ねた勉強会が行われる運びとなったのです。

病院全体で取り組んでいる在宅血液透析のことを
できるだけ多くの職員に知ってもらおうという意図の下、
在宅血液透析準備委員会と看護部教育委員会が協力して
昼の部/夜の部 合せて2回とは、太っ腹~


講師は、がぁこちゃん師長が務めました。

実は結構古くから行われているという在宅血液透析の歴史や
ちょっと意外な気がした(?)在宅血液透析普及の理由
などに関する話からスタート。
そして、在宅血液透析の長所や短所と
何よりも大切な適応条件と導入プロセスなどについて、
ビデオも交えながらの 約1時間の講義でした。


夜の部の進行は、訪問看護のさっちゃん課長です。

ここまで漕ぎつけるには、
在宅血液透析の準備委員会の立ち上げに始まり、
勉強会を何度も重ね、
他院の見学や研修にも足を運び、
マニュアルを作成し、
それ以外にも山のようなプロセスが・・・

在宅血液透析導入患者さまの第一号が無事誕生すれば、
関わってきたスタッフ皆さんの努力や苦労も
大いに報われることでしょう。
実現するのはまだもう数ヵ月先のこととなりますが、
陰ながら応援したいと思います


MSWや事務部の職員からも、意見や質問が寄せられました。

腎不全治療を必要とする患者さんが
血液透析治療を病院で受けるか自宅で行うかを選べるとなれば、
腎不全治療方法の新たな四つ目 とまでは言えないにしても
より自分らしい生活を送るための大きな選択肢が増える
ということに、違いはありません。

腎臓病治療と人工透析の専門病院である井上病院は
その担うべき役割りをさらに大きくし、
これからも ますます進化し続けます


それでは、また~




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