ゆっくりあっちゃんの毎日 

今は、時間的ブルジョワを楽しむ日々。いろいろなことに興味を持ち実践する毎日。

キルナ鉱山ツアーに出かける

2018-04-17 08:33:18 | 2017再びスェーデン北極圏へ
7月29日土曜日、キルナ。鉱山ツアーに出かける。




キルナ泊。三日連泊。三年連続で宿泊することになって懐かしさがある。建物自体は歴史がありそうだがきれいに改装されている。

7:00 起床。
7:30 朝食。白を基調とした生活感あふれるきれいなダイニングである。品数も多く楽しみの一つ。今回は宿泊者の多さに驚いた。ほぼテーブルは満席であった。

9:00 インフォメーションセンターへ鉱山ツアーのチケットを買いに行く。一人@360SEK(¥4680)
普通であればネットで購入が普通なのだが。




鉱山ツアー(iron ore mine tour)鉱山会社のLKABが実施しているツアー。


地表から540mバスで下っていく。世界最大の鉱脈があるそうだが生産高は世界のわずか1%だとか。ここの鉄鋼は日本に入ってきていない。日本は、オーストラリア・南米・アフリカから入ってきていることがここの説明からわかった。英語のツアーだったので、単片しかわからない(@_@)。ツアー客の中に一人の日本人女性が参加していた。ボランティアできているそうだ。


真っ暗な地下道をバスが走る。対向車とすれ違うことが出来るほど道幅は広い。10分ほどで地下センターに着いた。ここの見学である。入ると多くのヘルメットが用意されていて着用する。英語のガイドさんが説明する。専門的単語だから皆目理解できず・・・・。







13:45 インフォメーションセンターまで戻ってきた。近くの土産物店で買い物をする。隣に寿司をテイクアウトできる店があった。寿司弁当をテイクアウトし近くのスーパーマーケットに今夜の食材を買いに行く。ビール・野菜等。


14:30 遅いランチを済ませてお昼寝タイム。

18:30 サウナに行く。宿泊者が1時間単位で予約できる。広いサウナスペースが貸し切りになる。二人ではもったいない気がする(^_-)-☆ ジャグジーバスや日焼けマシーンもある。

ホテルから見えるところに旧のキルナ駅が見える。赤煉瓦の風情ある建物。鉄鋼での全盛期をと主にしてきた駅舎だろうから何とか残してもらいたいものだ。

19:30 夕食。ビール・野菜・サラミ・ゆで卵・じゃがいも&ポーク。トレッキングを無事に終え充実感で一杯のディナーのひと時だった。

21:00 就寝。本を読んでいたがいつのまにか寝入ってしまった(-_-)zzz。


最後のテント場からアビスコへ そしてキルナへ

2018-04-11 16:18:49 | 2017再びスェーデン北極圏へ
7月28日金曜日。最後のテント場からアビスコ そしてキルナまで





今日も快晴!雲一つない!

5:00 R:起床。片づけ始める。
5:30 A:起床。
6:00 朝食。ハードブレッド(生ハム・マーガリン・はちみつ)青汁・ほうれん草ポタージュ・コーヒー。毎朝同じようなメニューだが意外と飽きないのが不思議。

今日は、アビスコまでの最後のトレッキングになる。6kmぐらいだろうか。

7:30 出発。近くに張っていたスェーデンの女性のテントはもう無かった。ずいぶん早く出発したものだ。


1kmほどゆっくりした下り道が続く。白樺がまばらで平和な感じ。


1kmほど下るとメインのコースに戻った。我々は並行している尾根道を行くことにした。本コースでは見られない景色が楽しめるし、歩く人もいない。歩きやすい小道。
難所は最後にあった。凄いというしかない急傾斜。荷物が重いだけに滑れば危ない!
歩幅を狭く、足を横向きにして恐る恐る下った。やれやれ…。





コースに戻り、3本の川を渡るとテント場があった。この時間でまだ数テントあり片づけているところもあった。
雪融けの増水が林の中を流れている。異様な風景は続いていた。




鉄製の大きな橋を渡ると、アビスコまであと4kmとあった。道は広くなり歩きやすくなった。
アビスコ方面から来る人が増えてきた。また、後ろから追い越す人も多い。荷物を持たずハイキングに来ているグループもある。




左側にゆったり流れる川に沿って歩く。






10:40 アビスコまであと1kmのところ。川まで降りてみる。最後の休憩。山の方を見るとロープウェイのゴンドラが動いているのが見える。上には展望台がある。一人往復170SEK(\2200) その左側に山頂から流れる大きな滝が白く見える。

11:10 Kungsledenのゲートに到着。ここで2017北極圏の旅は終了する。記念撮影する。


11:20 アビスコSTFに到着。
早速バックパックの重量を計ることにした。

A:27kg⇒18kg
R:30kg⇒23kgになっていた(#^.^#)

今夜、このアビスコでテント泊?それともキルナのホテルまで行く?

幸いにキルナのホテルの予約が取れた。
バスで行くことになるが18:30なのでそれまでここでゆっくりすることにした。

13:00 Lunch。アビスコの庭でラーメンを冷えたビールと一緒に食べた。トレッキングをやり終えた充実感もありとても美味しかった。ラーメン・ビールはもちろんSTFの売店で購入した。売店の品ぞろえは少し変わっていた。昨年よりきれいになっていた。
バスの乗車時刻まで5時間もある。どうして過ごそう?STFの中に入ってロビーで過ごすことにした。携帯を充電しつつWifi環境を利用してネットを見る。読書したり昼寝したりしながら疲れを癒した。

18:30 時刻通りにバスは来た。降りる人数名、乗る人数名。先日カッタヨックからアビスコまで乗った時と同じドライバーだったので驚く。
キルナまで1時間半ほど、美しい景色を楽しむことが出来た。






20:00 キルナのバスステーションに着いた。3回目とあればホテルの方向もすぐわかった。10分ほどでホテルに着いた。チェックインの後、貸し切り方式に代わっていたサウナで汗を流す。スッキリする。

21:30 夕食。アビスコで買ってきたビール。ラーメン・卵焼き。今、食べたいのはフレッシュな野菜!明日は買いに行こう。

23:30 外はまだまだ明るい。今夜は何もせずゆっくり休みたい(-_-)zzz

新しいルート、テント場で一日ゆっくり(^^♪

2018-04-06 11:28:49 | 2017再びスェーデン北極圏へ
7月27日金曜日、快晴。新しいルートのテント場で一日ゆっくり(^^♪




背中が暖かい。まだ6時なのに太陽がテントに当たっている。昨夜は、寒さで目覚めることもなかった。この一週間、最高のお天気が続いている。この地方、この頃がベストなのかもしれない。

6:30 起床。昨夜たくさん食べたせいか空腹感がない。それでもいつものメニューを準備した。ほうれん草のポタージュ、青汁、ハードブレッド、(生ハム、マーガリン、ブルーベリージャム)コーヒー。
8:00 今朝早くから太陽が当たっているせいでテント内は暑く、日除けが必要。こういう時、日本人なのだとつくづく感じる。こちらのトレッカーたちは、ほとんど帽子を被っていない。日本人は、必ずと言っていいほど被っているし、日焼け防止のためタオル等かけている。日本人のツアーの人たちも完全装備のいでたちだった。こちらの人から見ればさぞ滑稽に映るかもしれない。長袖、長パンツ、首にタオルは日本人特有のファッション?

一人でテントを張っている女性に出会って話をする。白夜で24時間明るいとはいえ、女性一人での行動にすごいなと思う。それにパワフルでもある。大きなバックパックを背負っているうえに子供を抱きかかえて歩いていく。多くのトレッカーと行きかうが一番多いのが若い男女、次に男性二人もしくは女性二人、男親と子供のペアも少なくない。

13:00 ランチ。R:山菜おこわ A:白飯茶漬け けんちん汁、湯葉すまし、チョコ。

16:30 Tea time。コーンチップとピーナッツ、チーズサンドクッキー。
改めて空を見ると、いくつかあった雲もどこかへ行って青空が広がっていた。気持ちがいい。目の前を4人連れの親子が手を振って通り過ぎて行った。こうした風景は本当に嬉しい。

今いるコースは、持っている地図上では途中でなくなっているが、そばにテント張る女性の案内本には別のルートに繋がっているようである。その本は、スェーデン語で書かれていた。彼女は今朝からテントに荷物を置いて先に出かけている。もうすぐ帰ってくるころだが。
17:30 彼女が戻ってきた。少し話をしに行った。






この日の真夜中の空(11時45分)まるで夕暮れの空だった。

アビスコパーク内テント場から新しいルートへ

2018-02-20 11:55:52 | 2017再びスェーデン北極圏へ
7月26日、水曜日。アビスコパーク内の指定されたテント場から、パーク外のテント場へ

8:00 起床。周りはテントで一杯。アビスコ ナショナルpark内のこの地域は、テントを張るところが制限されている。テント場にぴったりなところが多くあるだけに残念だが美しい自然を保護するための施策なのであろう。




帰りの日程はキルナに29日に入ればいいので、あと2~3日、この自然と共にできる。しかしこのテント場ではゆっくりする気分にならない。この時、このテント場の手前1.5kmのところに看板があってルートがあったのを思い出した。そのルートの行ってみようということになった。

11:00 出発する。ほどなく左に入っていく小道があり、進むと突然の急な坂が現れる。先に行けるのかという不安と戻ってくるときのことを考えると心配しながら登っていった。
登ってみるとそこは、考えられなかったフラットな高台になっていて道も続いている。右下に歩いている人が見えるということは、どうやらこの高台の道は、並行しているようだ。
高台の終わりは自然に、本ルートに繋がっていて目標とする看板があった。今日はアビスコヤウレでなく左方面に入っていく。



とてもいい道で長い登りであった。途中、昨日あった家族4名とすれ違った。

12:30 アビスコパーク境界線ラインを通り抜ける。100mおきに柱が立っていてよくわかる。ここから先はテントを張ってもOKということだ。


目の前に美しく大きな川があり水は滝のように流れ落ちていく。いいところが見つかってほっとする。今日と明日、最後のテント場になる。





12:30 ランチ。R:ドライカレー A:ひじきごはん ゴマわかめスープ・クッキー

15:00 テントの中は暑い! 銀シートで日陰を作る。マルチに役立つこのシートは重宝だ。R:昼寝
A:記録

15:30 水浴びに行く。激流の大きな川にもちょっとした遊び場がある。そこで身体を洗い髪を洗う。冷たい水と太陽の暖かさが丁度マッチして気持ちがいい。周りに人がいないし、大自然の中の蟻のような感じかも。なにわともあれスッキリした。





16:00 Tea Time コーヒーにコーンチップ。このあと少しうたた寝。


19:00 夕食。R:田舎ご飯 A:スパゲッティ(この時が日本から持ってきたスパゲッティの最後。5~6回食べられた。メーカー名はママ・スパゲッティで茹で時間が2分という優れもの。このような長期キャンプにもってこいである)ビールは、サラミソーセージとピーナッツで飲む。メインディッシュは、卵焼きとほうれんそうのお浸し。





20:30 夕日はまだまだ沈まない。就寝。


激流のそばのテント場からアビスコヤウレ経由アビスコ方面へ

2018-02-04 20:06:10 | 2017再びスェーデン北極圏へ
7月25日火曜日、激流のそばのテント場からアビスコヤウレ経由アビスコ手前4kmテント場まで。



今日もびっくりするような快晴!空の青さが違う。空気が違うのかな・・・。今日はアビスコヤウレを経由してアビスコへ向かう。16kmの長距離歩行になる。

5:00 R:起床。片づけを始める。



6:00 朝食。今朝は、ご飯食。白飯に鰹節 きのこポタージュ 青汁 コーヒー 
食後、頑張って片付ける。このテント場は、4泊もしたところ。忘れられない場所になるだろう。川の流れは、天気が回復してきたせいか随分と水位が下がってきている。岩場もずいぶん見えてきている。

7:20 テントの内側は湿っている。片付けの間、周りの木にかけ干すことにした。太陽が当たっているので嬉しい。

7:50 出発。今回で一番早い出発時間。出来れば11時過ぎにアビスコヤウレに到着したい。





しばらく乾いた歩きやすい道が続いた。しかし長くは続かない(@_@) 美しい花畑が現れたら次はひどいぬかるみ。花も道も両方、goodとはなかなかいかないものだ。それでも10日以上たっているのでずいぶん歩きやすく感じた。周りの山々の形も変ってきた。ずーっと見慣れていた山々がなくなり新しい山並みが見えてきた。人の一歩一歩は、小さく短いものだが、歩数を重ねてくると大きく見える景色を変えてくれる。



道はよくなっていたがそれでもアビスコヤウレの手前500mは、特に湿地帯が多く歩きづらかった。行くときはとても心細い道だったのだから。

11:00 予定通りアビスコヤウレに到着した。買い物をする。パン・ビール・スゥイーツ類。疲れた身体にファンタが甘く美味しかった。依然と違って冷蔵庫で冷えているから最高である。(前は川の水で冷やしていたものだが)

11:20 ランチ。背中に太陽の暖かさを感じながらいただく。他のテーブルでもランチしている人がいた。

12:07 アビスコ方面に出発。今夜のテント場まで10kmもある。頑張ろう!




12:15 鉄製の橋。モトクロスの自転車が3台追い越していった。歩くだけでも大変なのにと思うが、それはそれで楽しいスポーツなのだろう。

青い空、歩きやすい道、木道、人通りが一番多いこのルート。多くの人とすれ違う。左側に湖、右側は絶壁の山がすぐそばにある。しかし目の前は気持ちのいい草原のよう。何組かのグループがゆっくり楽しんでいる。ランチをしたり、お茶を飲んだり、昼寝をしたり、とにかくゆっくりとした時間を過ごしている。



15:00 あと何キロ?少しずつ荷物が重くなりはじめ足も重くなってきた。朝の出発が早かったから疲れが出始めていた・・・。


休憩の時、ふと空を見ると飛行機雲が。この北極の空でヘリコプターはよく見かけるが他の飛行機が飛んでいるのはあまり見かけない。


17:30 ようやくテント場に到着。すでにテントがいくつか張られていた。2週間前に設置したところに来てびっくり!その異様な風景!あまりの変わりようにびっくりした。
水を汲んでいた川は、溢れんばかりの水でオーバーフローしていて大きな流れになっている。近づくことさえできない。テント場に近くまで水が流れていたことがわかる。天気がいいのにどうして?一週間前の続いた悪天候と雪融けのせい?自然のちからって怖い!ものだ。仕方なく多くのテントが張られているところの小さな川のそばにした。


19:00 夕食。卵焼き(アビスコヤウレで買ってきた)が初めてのメニュー。とても美味しかった。今回、ハットでの買い物は、前回と比べて随分と現代的になってきている。ヘリコプターでの荷物の運搬がスムーズに行われているからだと思う。我々にとって決して安くないが有り難いもの。卵などは今回初めて見た。どこでもビールはある(^_-)-☆