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つれづれ in Deutschland

ドイツに来てから行った旅行、日々のこと。

ムンク

2006年08月31日 | 北欧
8月23日から28日までノルウェイを旅した。
目的はムンクの絵とフィヨルド観光。

ムンクの絵を見るためにオスロの国立美術館、ムンク美術館へ行った。
『叫び』と『マドンナ』は2年前に盗まれているから
見れないと思っていたのだけど、見れた!
しかもムンク美術館でも国立美術館でも。

1890年代に制作した『叫び』


『接吻』


『吸血鬼』


『マドンナ』


『灰』

の一連の作品をムンクは「フリーズ・オブ・ライフ」と称し、
連作と位置付けているらしい。
そしてそれらの作品はいくつか存在するのだった。
一つ盗まれても同じ構図のものはまだあるということだ。
とりあえずはよかった!

それにしてもムンク美術館から2年前に盗まれた
『叫び』『マドンナ』には盗難保険がかけられておらず、
警備もかなり甘かった模様。
今はその教訓を生かしてなのか、荷物はコインロッカーに預けなくてはならず
さらに中に持ち込みたいものはセキュリティチェックにかけるようになっている。
かなり厳重。
でもカメラの持ち込みOKで撮影可能なのが嬉しい。

いいなぁ、ムンク。色が好き。茶がかった赤色が好き。

Autumn has come..

2006年08月31日 | 日々のこと
ドイツはもう秋・・

8月も夏らしい温度に上がることなく
天気もいまいち芳しくないまま
天は高く高く、秋の雲になってしまいました。

ノルウェイに行くんじゃなくて
ちょっとでも暑いところに行って
最後の夏を堪能してくれば良かったかも。

ノルウェイ旅行については、近いうちに書きます。

先週も今週も

2006年08月13日 | 日々のこと
最近ジブリ作品を立て続けに見ている。
先週は「ハウルの動く城」、
今日は同僚に借りた「魔女の宅急便」を見た。

小さい頃、この映画にも出てくるような
石畳で、しゃれたドアや看板のある、
時計塔や教会が目印になっているような『外国』に
行きたいと思っていた。
気がつけば私は現在そんなところで生活している。

「魔女の宅急便」にしろ「ハウルの動く城」にしろ
その舞台となる街並は小さい頃憧れていた『外国』のイメージを
具現化した感じで今でも見ていてワクワクする。

全作品ではないけどジブリ作品のDVDは日本より安く手に入ると思う。
「千と千尋の神隠し」「もののけ姫」は10ユーロ以下。
もちろん日本語の音声も入っている。お得!

ところで「もののけ姫」にしろこの「魔女の宅急便」にしろ
ジブリの作品にでてくる登場人物の女性が発する高笑い(大笑い)が
いつもどうにも気になって仕様がない。
ドイツ語版はそんな笑い方していなかったよ。

サルディニア島―7―

2006年07月23日 | イタリア
早く寝てしまったので朝は早く起きだした。

ビーチまででかけて、朝ご飯を食べて
ちょっとのんびりしてから空港に出発。

サルディニアは食べ物が美味しくって海のきれいなところでした。
お土産にカラスミを買ったよ

サルディニア島―6―

2006年07月22日 | イタリア
それからガーッと走ってエメラルド海岸(コスタズメラルダ)へ。

ここは高級リゾート地らしく、
ホテルとかあり得ないくらい(私にとっては)高かったりする。
「エメラルド海岸」という響きが素敵。

コテージのようなところに泊まった。
陸側だったから手頃だったのかもしれないけど、
海側ならテラスもついているし、もっと良さげだった。

なんかマリーナに付随して
洋服屋とかレストランとかが固まっているような場所で
便利だったんだけど、レストランは高くて味もいまいちだった。
残念。。

サルディニア島―5―

2006年07月22日 | イタリア
昼ごはんはビーチからまた更に東に向かった、
写真の通りの見晴らし抜群なところで食べた。
眼下は青緑と濃いブルーの混ざった色の海で、街も美しい。
通りがかって景色に魅かれて入ったレストランで、
小学校高学年か中学生くらいの男の子が料理を運んでくるような、
多分家族経営のとこだったけど
素朴で海の味がいっぱいして美味しかった。

イカスパゲティ。ワタも入っており、イカエキスいっぱいでグー!!


あとムール貝も美味しかった!
ベルギーとかで食べるよりも美味しかった。
素材の味がすごく濃くて、味付けもさっぱりしており
私が今まで食べたムール貝でも一番

サルディニア島―4―

2006年07月22日 | イタリア
翌日は島北部の海外線を西から東へ向かう。
途中、すいていてすごく海のきれいなビーチを発見したので泳いだ。
海の水がゼリーみたいにトロッとしていて、
暑い外気でチリチリした肌をやさしく冷やしてくれてすごく気持ち良い。
そんでそこで浮き輪もなしに、海面に大の字で浮いている人を2人も見た!
死海でもないのに。。なんでだろう。
私もやろうかと思ったけど、そこのビーチはシャワーがなく
髪の毛を濡らしたくなかったのでやめた。

それから去年のクリスマスマルクトで買った、
貝のついた指輪が突然するりと外れて海に沈んでしまった。
首の深さくらいの海中だったし、指輪の貝も海に戻りたかったのかなぁと
ほとんどあきらめていたのだが、奇跡的に発見!!
よく戻ってきたなぁ・・

サルディニア島―3―

2006年07月21日 | イタリア
それでそのあとでビーチで泳いで、ジェラート食べて
街中をぶらっとして夜店をながめて帰った。

のんびり旅行。

サルディニア島―2―

2006年07月21日 | イタリア
アルゲーロという街に到着して荷物をおろし、
早速昼食を食べに行った。
メチャクチャ暑かったのでよく冷えた地物の白ワインに
早速カラスミスパゲティと伊勢エビスパゲティ!!
あとはハムメロン。

・・あんまりの美味しさと美しい海の前で食事しているという
その情景に感動して涙がでそうになっちゃった。

そんでついワインを2本あけてしまい、
港のベンチで2時間ちかく昼寝をしてしまった。
写真は近くにいた猫たち。

サルディニア島―1―

2006年07月21日 | イタリア
サルディニア島に行ってきた。
あんましどんなところかわからなかったのだが、
カラスミ(ボッタグラ)と伊勢エビ(アラゴスタ)が美味いらしい

行ける時間は短かったんだけど(2日半)堪能してきました。

ジダンvsフィーゴ

2006年07月07日 | ワールドカップ
前日に引き続きワールドカップ準決勝、フランスvsポルトガル戦。

私の好きな選手はジダンとフィーゴなので、
どっちが勝っても良かったのだけど気づけば
先取点を入れられたポルトガルを応援していた。

決勝トーナメントに入ってからは特に
試合終了後の選手の表情を映す映像を見ているのがおもしろい。
負けてしまったチームも勝ったチームも色んな表情が顔に出る。

昨日の試合終了後は、ジダンとフィーゴがユニフォームの交換をしていた。
そんでジダンはフィーゴのユニフォームを
ひっくり返してすぐに着ていたけど、あれはリバーシブル?
裏表に着てもまったく普通だった。
それどころかエンジ色の無地のシャツの胸に
ナイキのマークがばっちり輝いていた。
絶好の宣伝になっていたよ。

一方フィーゴは自分のシャツを着ているジダンを見たからなのか
ジダンのシャツをひっくり返して着はじめた。
でもこちらは・・ 
アディダス製のフランスユニフォームはリバーシブルではないらしく
裏、という感じだった。
しかもフィーゴったら前後ろも反対に着ちゃってるし。わざと?
でも負けてしまったちょっと情けない表情でそんなの着ている姿は
なんかかわいかった。

0-2

2006年07月05日 | ワールドカップ
デュッセルドルフのアルトシュタットで
ドイツvsイタリア戦を観戦しました。
本当はライン川沿いで見たかったのだけど
到着した時には写真のように既にえらい人だかりで席もなかったので、
適当にテレビのあるカフェを探して観戦。

さて試合。熱戦で両者とも点が入らずついに延長戦。
そして、終了間近にドイツ人にとっては
何とも痛すぎるイタリアの1点!!

私の座っていたカフェはイタリア系だったので
店員がガッツポーズで大喜び。
それを見たドイツのユニフォームを着た客が怒って速攻帰った。
そして最後の最後に更なるイタリアのシュート・・・

ドイツ応援のたくさんの人々は祝杯もあげられず、
どんよりと足早にアルトシュタットを去っていきました。
もしドイツが勝っていたら
大騒ぎで楽しい時間を過ごせるはずだっただろうに。
頭にサッカーボールをかぶったり仮装している人々が
神妙な顔をして帰って行く姿は痛々しかったです。

イタリアの旗をはためかせて
クラクションを鳴らしながら走っている車に乗っている
満面の笑みをたたえた人々と、暗い顔をした人々。
まさに明と暗。

こういう空気を肌で感じられるのはなかなか興味深い。

帰り道

2006年07月05日 | 日々のこと
今日はたかだか会社から家に帰ってくるだけのに大変だったー

まず電車が遅れていて、
でも10分後に来たので、やれやれと思って乗り込んだら
今度は目的地の2駅前で何故だか降ろされ
路面電車に乗り換えた方が良いというアナウンスが入り、
それでStrassenbahn(路面電車)に乗り換え
半分くらいきたところで
なんとStrassenbahnが故障。
また降りてその電車が動くまで待った。
電車の中はドイツ戦を街中で応援しようという若者ばかりで
みなビール瓶を片手に持ってドイツのユニフォームを着ている。
すごい喧噪。掛け声かけて歌っているしさ。

そんな中で私はおじいちゃんに話しかけられ、
「日本人はたくさん魚をたべるんだよね?お腹に寄生虫がいるよ。
薬飲まなくちゃ!」と言われる。
よくわからないけど、多分寄生虫はいないと思うよと答える。

それでその後ロシア産のチョコレートというものをもらい、
ロシア製だという放射能測定器を見せてくれた。
何でそんなものを持ち歩いているかわからないが。
そんで「待っている間にビールでも飲もう!」と誘われたが
私は今日学校があるので一刻も早く帰りたいのだよ。

そのうち電車が直ったらしく乗り込む。
おじいちゃんと私の間には人が来たのでもうあまり話せず
私はとりあえず家の側の停留所でおりようとしたら
「○○(地域名)で土曜日にビール飲んでるから!」と言われ別れる。
聞き取れなかっただけなのかもしれないけど、店の名前がわからない。
わかっても行かないだろうけど。。

すでに学校はもうほとんど終わりの時間だし、
なんだかおかしな時間を過ごした。
でも今日はこれから私も繁華街に出てドイツ戦を観戦します!!

ドイツvsイタリア

2006年07月04日 | ワールドカップ
さて今日はドイツvsイタリア戦!!

私はドイツを応援します。
それは何故か。
ドイツに住んでいるということもあるけど
Weltmeister Bahn Card 25を持っているから。

何のことかというと、日本でいうところのJRにあたるドイツの鉄道会社が5月の真ん中あたりに19ユーロで発売していた割引カードで、ドイツがワールドカップで勝ち進むごとに有効期間が延長するのです。
このカードを使うと乗車券が25%割引で購入できます。

決勝トーナメントに残れなかった場合は7月いっぱいで
有効期限が切れていたはずなのに、
準決勝まで残っている現在、なんと10月末まで延びた。
また勝ってくれれば最大今年中ずっと使えることになるので

ドイツ頑張れーーー!

こういうシステムって楽しいな。

エッセン 世界遺産Zollverein―1―

2006年07月03日 | ドイツ国内旅行
ずっと気になっていた、エッセンにある世界遺産Zollvereinに行きました。
昔、炭坑だったところらしい。

実用的で整然とした造りで
活気のあった時代の気配があちこちに感じられる、
でも今はしんと静かに眠っている、
例えば廃工場とか炭坑跡などの雰囲気がすごく好きなのです。
生で見ているのにセピア色に染まっているような。
そういう意味では城も好き。
他にもそういう嗜好の人がいたら、足尾銅山をおすすめします。

この日は街中でやたらにイングランドファンを見かけるなぁと思ったら
それもそのはずエッセンの隣にある街Gelsenkirchenで
WM準々決勝イングランドvsポルトガルの試合があるのでした。
かんかん照りで気温も30度以上あるから厳しい試合になりそう。