天下人ならぬ田舎人

いつも故郷を想い、心は永遠に田舎人が、今伝えたいことを伝えます。

消滅と誕生

2010-10-03 14:39:00 | 日記・エッセイ・コラム

私が28年間勤めた会社が9月30日をもって無くなりました。
そして、合併により新しい会社としてスタートを切りました。

合併の背景には、親会社の業績不振、リーマンショック以来の景気低迷などさまざまな要因があります。それを克服するために今できる最善策と捉えるしかありません。

私が入社したころは、親会社に追いつけ、追い越せでやっていました。その成果として上場を果たし、本社を横浜から品川に移し、自社ビルを建てるなど、飛躍を遂げました。まさか自分の会社が無くなるとは思いもしませんでした。

しかし、グループ全体で業績を伸ばさなければ、子会社の業績がよくてもどうしようもありません。個人的には「軍門に下る」ような思いです。合併による効果が現れるのはまだ先でしょう。今は新会社が飛躍できるようにがんばるのみです。

これも時代の流れです。これから、会社の生き残りをかけて、新たな戦いが始まります。