『ＧＯＬＤ』最終話

ストーリー 早乙女悠里(天海祐希)は、無謀な賭けだと知りながら、廉(矢野聖人)の力を借りて洸(松坂桃李)を立ち直らせようとしていた。自らの命をかけて競泳の代表選考会に挑もうとする廉の姿が、洸の魂を奮い立たせてくれると信じていたのだ。悠里は、蓮見丈治(反町隆史)や父親の惣一(夏八木勲)にもそのことは秘密にしていた。知っていたのは晶(武井咲)だけだった。

出演 天海祐希,長澤まさみ,水上剣星,エド・はるみ,寺島進,反町隆史,夏八木勲他


　やっぱこうなっちゃったか・・・。



　ドラマの最終回っていうのはなかなか満足のいく結末じゃないことが最近多いような気がするし、個人的にもここ数年は全話通して完璧！なんていうドラマはないので、全く期待はしていなかったけど・・・。

　いや～、やっぱり最後まで持ち直すことは出来なかったね週刊誌等でもイロイロ叩かれてたみたいですけど・・・。

　これがほんとに野島さんの作品なの？って思っちゃうくらいの中途半端な終わり方。いいのか～、あの終わり方は

　ってか、最後にきてなんだけど、丈治がかわいそすぎるあれはいくらなんでも酷過ぎない？早乙女一家が元通りの家族に戻ってめでたしめでたし、っていう結末が唐突過ぎると思う。あんな簡単に元の家族に戻れるもの？なんかこれまでイロイロありましたよあれじゃ、丈治の立場がないじゃん！

　それと、長男のために結局母親に利用されてしまった次男もかわいそう。自分が廉の立場だったら、生まれ変わっても早乙女家の子どもには絶対生まれたくないけどな～(私はあの早乙女兄弟の生まれ変わり発言を聞いて、すぐに画面に向かって突っこんじゃったけどな。)長男も結局どんなことがあってもやっぱりお坊ちゃんで、母親が望んでるような発言しかしないし、晶のあの肩のタトゥーはシールだとか言い出すし。(タトゥーがシールだったっていうのはほんとだったんでしょうか？私はシール発言は冗談で、実はほんとに彫っていたと思ったのですが)

　超能力のリカちゃん(笑)も結局また悠里の秘書に戻ったけど、まぁ、リカちゃんは別にいいや(笑)唯一愛すべきキャラだったので、他の登場人物のようにグチることも別にないし。ほんと長澤まさみちゃんには感謝ですよ。たぶんリカちゃんがいなかったら、きっと最後まで見れなかったと思いますもん

　結局、タイトルにもある物語のいちばんのテーマでもあった“ＧＯＬＤ”は一体どこにいったの～？って感じで、一体、野島さんはこの作品で何を伝えたかったんでしょうか？

　あ～ぁ、始まる前は今クールいちばん期待していたドラマだったのになぁ・・・。