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日々の生活の中で印象に残ったあらゆる場面を大切に切り取っていきます。

『めぐりあう時間たち』

2010-08-04 23:03:47 | メリルさま
                       


英題 THE HOURS
製作年 2002年
製作国 アメリカ
監督 スティーヴン・ダルドリー

ストーリー 時を超えて三つのパーティが開催されようとしていた。一つは1923年イギリスのサセックス,執筆中のヴァージニア・ウルフ(ニコール・キッドマン)によって。もう一つは1949年ロサンゼルスで,妊婦のローラ(ジュリアン・ムーア)が夫のために。最後は,2001年ニューヨーク,エイズで死に行く友人の作家ために編集者のクラリッサ(メリル・ストリープ)が……。共通点は小説の「ダロウェイ夫人」だった。

キャスト ニコール・キッドマン,ジュリアン・ムーア,メリル・ストリープ,エド・ハリス,クレア・デインズ,トニ・コレット,スティーヴン・ディレン,ミランダ・リチャードスン他

予告編



オフィシャルサイトはこちら



 個人的評価【まぁまぁ

ダメダメ 微妙・・・ まぁまぁ(3が基準) あともう一歩 完璧



 第60回ゴールデングローブ作品賞,ニコール・キッドマンがアカデミー主演女優賞を受賞した,マイケル・カニングハムの原作の世界的ベストセラーをモチーフに描いた作品で,昨夜した『愛を読むひと』のスティーブン・ダルドリーが監督

 まず,なんといってもやっぱり豪華キャストが見所だよねニコール・キッドマンにジュリアン・ムーア,それにメリル・ストリープとくればやっぱり気になるもん。とはいえ,それぞれ異なる時代に生きる女性3人なので,3人の共演シーンはないですけど。


映画公開前の雑誌・TV等のプロモで初めて3人一緒に




 ニコール・キッドマン演じる作家のヴァージニアの小説『ダロウェイ婦人』のストーリーが,その後に生きるジュリアン・ムーア演じるローラとメリル演じるクラリッサの人生とリンクするっていう,タイトル通り“時間”がテーマになっていて,3人のそれぞれの人生が同時に描かれてもいるので,ちょっとややこしいところはあるかも

 うーん,ちょっと誰にも共感できないかなぁ・・・。ってか,ちょっと理解するのが難しいかも。

 3人それぞれ今生きている自分の人生に迷っていて,“ほんとに今のままでいいのか?”って常に自問自答しているから,3人とも常に表情が暗いし・・・。

 まぁ,妊婦のローラの気持ちも分からなくはないけど,結局,自分の選択を後悔している人生になってしまったわけでしょ?

 こうなるのね!と思わず思ったのは,ローラの子どもがクラリッサの友人でエイズに冒されているエド・ハリス演じるリチャードだったっていうところかな。ここで,異なる時代を生きるローラとクラリッサがリチャードを通じて繋がったというか。(実際,その後,ジュリアン・ムーアが特殊メイクをして年老いたローラになり,現代を生きるクラリッサと出会うことになるし。)

 3人の中では,2001年の現代を生きるメリル演じるクラリッサにはまだ共感するところはあったかなぁとは思うけど・・・。


HIVに冒されている詩人リチャードを演じたエド・ハリスはさすがの演技でした




 とはいえ,やっぱり女優さん3人の演技は素晴らしいし,映像も年代的なこともあるけどアンティーク調で綺麗だし,フィリップ・グラスの音楽もピアノの旋律がとても繊細で映像にピッタリなので,観て損はないと思います。


撮影時のスティーブン・ダルドリー監督とメリル

   


 この作品で見事アカデミー主演女優賞を受賞したニコール・キッドマンその授賞式のスピーチがこちら

 付け鼻の特殊メイクに髪の色もブラウンと,これがほんとにあのニコール・キッドマンとビックリしたけど,やっぱり普段のニコールは綺麗ですね~ニコールのお母さんが一緒に出席していましたが,やっぱりお母さんも綺麗な人ですね。

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2 コメント

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Unknown ()
2010-08-05 01:38:02
この映画は正直、よく分からなかったです。
映画館で一度観ただけなので、見直すと違うかもしれませんが。
記憶に残っているのは、女性3人ではなく、エド・ハリスだし。
ジュリアン・ムーアのシーンはほとんど忘れてます。

もし、サンディーの映画が本決まりになったら、もう一度観てみようかな。
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Unknown (アクア)
2010-08-05 21:31:46
これはちょっと難しいですよね。
1度観ただけで理解するのは困難かも
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