実は，私のFACE BOOKに書いたとことに伊東さんという方がある動画を紹介された。
https://www.facebook.com/taichirou.nakajima
その記事とは、先々日の I m down.というVC感覚が一般動詞makeを使ったCOC感覚に展開するということだった。 You always make me down.
あなたは，(いつも)私をがっかりさせる
彼は私のその記事な対して以下の「You raise me up」という曲の動画をとりあげてくれたのだ。この曲は様々なCMに使われているので皆さんも耳にされたとことがある。私はこの歌詞を「ファンクションメソッドによる英文読解」によって説明した。言うまでもなくなるべく英語発想を変えないという工夫だ。ぜひぜひ動画を検索して音声を聞いてほしい。
you raise me up
When I am down, and, oh, my soul, so weary
私が滅入り、私の魂がなえた時
When troubles come, and my heart burdened be
苦しみが出現し、私の心に重荷を背負わされた時
Then, I am still and wait here in the silence
その時，私はずっと静かににここに立ち止まり
Until you come and sit awhile with me
あなたが出現し、そして私の傍らにいてくれることを待つ
You raise me up, so I can stand on mountains
あなたが私を引き上げ、それで私は頂きに立てる
You raise me up to walk on stormy seas
あなたが私を引き上げてくれるから、嵐の海を進める
I am strong when I am on your shoulders
私は強くいられる 私が肩車されている時
You raise me up to more than I can be
あなたが私を引き上げてくれるから 私がより強くおられる
略
英語この曲の歌詞には述べたいことは山ほど有る。
例えば、この歌詞に使われているbe downというフレーズに私はビートルズのある曲の題名を思い出した。
Don't let me down. 私をがっかりさせないで
あるいはbe on your shouldersは、当通信講座の主教材である「イメトレ英語学習法」にも登場し，次のようなVOC感覚での表現を説明している。
●VC感覚からVOC感覚へ 補語が前置詞+名詞のもの
幼い子どもの、Up! Up!、Me up!、Pick me up!のことはすでに述べ た。
Kathy: Up! Me up! Pick me up! だっこしてよ
これと同じノリで、前置詞+名詞のフレーズが補語となることもある。 次のOn your shoulderでは、on が「密着・継続」の意味を表す前置詞 で、「あなたの肩に密着・継続状態に」ということになる。そこで me が On your shoulder、つまり「私があなたの肩に乗っている」ということ になる。 英語の発想は次の通りだ。
On your shoulder! (I am on your shoulder.)
Hold me on your shoulder. (私を肩に乗せてよ、肩車してよ!
holdはここではある状態を「持続する」という意味で、「私あなたの肩 のうえに密着・継続状態に持続させてよ」というわけだ。
以上の文型になる動詞は限られていている。 put, get, take, give ,etc.
raise me up 私を引き上げて
get me up 私を起こして
call me up コールして私を起こして
wake me up 私を目覚めさせて
