篠塚誠一郎の日々 from 因島/因島Tシャツ倶楽部

恋心は曜日の数だけ、思い出は出会いの数だけ・・・。
因島から色んな場所へ、そんな日常を書いていこうと思います。

巳午(みうま)という行事

2004-12-04 18:57:32 | 因島も含む地域ネタ
これは因島から南の、主に瀬戸内海の島々で行なわれ、尾道などの本州ではやってないようです。
亡くなった人が迎えられなかった「お正月」を、12月最初の「巳(み)」と「午(うま)」の頃に、家族が集まって餅を搗(つ)いたり、お供えをします。
また、お墓には「門松」の代わりに若い松の枝や、小さな注連縄(しめなわ)も飾ります。
大きなカレンダーを飾っている人はには、「干支(えと)」が書いてあるので、チェックしてみて下さい。今日が「巳」で、明日5日は「午」。
亡くなった人への思いやりから始まったいう説の中に、皆が新年を祝う中、戦(いくさ)で家族を亡くした家だけが「お正月」を祝えないから・・・と、「村上水軍」の発想という話もあります。
全国的には、今年家族が亡くなった場合、来年のお正月は「喪中」となり、年賀状をはじめ「新年のご挨拶は・・・」というのはありますが、「巳午」の場合、まだ家の中に居ると言われる「四十九日」を過ぎなければ、来年の12月になります。
もしも解釈の間違いや、別の説があったら、今後も加筆しますね。
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6 コメント

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K1でトラバしました (@@みてござる)
2004-12-04 19:41:13
因島は、以前、何度か仕事で行きました。

Y新聞のM田さんのところで、仕事させて頂きました。

懐かしくなって、つい、コメントしちゃいました。^^)b
@@みてござるさんへ (しのさん)
2004-12-04 20:57:45
それはそれは・・・、凄い偶然ですねぇ。

懐かしいネタが今後出るかは判りませんが、また遊びにきて下さ~い。
Unknown (こゆき)
2005-12-04 16:33:35
巳午のこと、母親から聞いたことありました。新居浜市出身ですけどね。今も、続けられている家、たくさんあります。丁度、このころ、低気圧が発達したりして、天気が荒れて寒くなること、多いみたいです。天気の荒れ模様と、巳午のこと、離して考えられないみたいです。
こゆきさんへ (しのさん)
2005-12-05 10:16:38
新居浜の近辺でもあるんですねぇ。

今年は11日(巳)、12日(午)です。

街中には「巳午餅」のポスターがみられるになりました。
みうま (kusuhashi)
2013-12-12 17:10:58
わが故郷(今治)家内の出里(松山)では夕刻に身内を読んで故人を偲び食事をともにする風習があります。
Unknown (たけチャン)
2014-01-21 11:58:46
巳午は 神事なのに 墓に 注連縄とか餅を飾るのでしょう?
昔の 神仏習合の名残りでしょうか?

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