タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

桃の実を、籠にもりてや、床の上  (正岡子規)

2012-07-07 | その他

家内が、ちょっと思い切って(高い?)私の大好きなを買って来ました。

桃栗三年柿八年・・・植えてからたったの三年で実が生ることから、今から約50年も

、兄が野原を開墾して桃畑を作った際、作業を手伝いましたが大変でした。

実が生る様になって4、5年間も収穫したでしょうか、当時は、まだ果樹園など誰もや

いなかった時代でもあり、素人の手探り仕事で、結局、管理が行き届かず失敗に

終わってしまいました。

当時は、今の様に甘くジューシーな桃ではなく、少し硬目の甘酸っぱい味でしたが、随

分食べさせてもらった記憶があります。(お陰で今も、少し硬めの桃が好きです)

「桃」は、中国でも日本でも邪気祓い、悪鬼除け、不老長寿をもたらす果実として親

まれ、「古事記」にも、イザナギノミコトが黄泉の国から追われて逃げ帰る時(松江市

東出雲町の「黄泉平坂」)、桃を投げつけることで鬼女、黄泉醜女(よもつしこめ)を退

散させたとの記述があります。

また岡山、香川、愛知などには、子供の頃よく聞かされた「桃太郎伝説」~桃から生ま

れた桃太郎が長じて、鬼が島の鬼を退治した民話が残されています。

また五節句の一つ、3月3日の「桃の節句」は桃による加護によって、女児の健やか

な成長を祈る日本の伝統行事続いています。

しかし英語圏では、桃は傷みやすいが綺麗で美味しいことから、俗語で「若く魅力

的な娘」を表し、そこから「ふしだらな女」「乳房」等の、少しお色気ムードの意味に

転じたイメージの果物の様です。

何はともあれ、早春に花を愛で、夏には甘い桃の実を着ける桃はいい!

            ~今日も良い一日を~

  庭に咲く黄色いカラーの花


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