隣る家も その隣る家も 柿たわわ。 ～高浜虚子～

 

サザンカと、椿が並んで、咲き競い。

　今年は例年より暖かいためか、庭の椿がもう咲き始めました。　昨年より咲くのが1月以上も早く、長く楽しめて良いのですが、今年はまだ霜も降っておらず、この冬の雪の下を越えるのも...

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昨年の今頃はまだ暖かく、庭の椿の花がぼつぼつ咲き始めていたようですが

今年は寒い！

今日も時折雪がちらつき、雪に備えて早目のタイヤを先日交換したばかりです。

周囲の山々も紅葉はほとんど終わり、散歩道の脇の茅葺屋根の農家では、空

き地で焚き火の煙が上がっています。

昔は、田舎で良く見られたこの風景、いつの頃からかダイオキシンの大気汚染

の関係で、今ではほとんど見られなくなってしまいました。

田舎育ちの私には、晩秋から冬に掛けての、この昔懐かしい師走の風物詩、な

ぜか気持ちがホッと安らぐ気がします。

子供の頃には、12月に入ると、あちこちの農家で、一年間に溜まったゴミをかき

集め、空き地に積み重ねてゴミ焼きをする煙が立ち昇っていたものです。

近所の子供達は、家からサツマイモを持ち出し、焚き火に放り込んで焼いて食べ

たものです。

その焼き芋の、なんと美味しかったことか！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～今日も良い一日を～