自然を求めて近辺ぶらり

四季折々の風景、草花、野鳥などの写真を紹介しています。

カイツブリのヒナのその後

2016年09月30日 | 野鳥
一週間前にブログで紹介した、カイツブリのヒナのその後を追ってみました。まずは一週間前と現在のヒナの姿をご覧ください。
(一週間前) です。


上の写真から、(一週間後) の姿です。どうです・・・見違えるほど大きくなったと思いませんか。


ここからは、前回撮影日から一週間後のカイツブリ親子の様子です。。
巣のあった場所を覗いてみると、もぬけの殻です。アレッ!!どうしたのだろうと周囲を見渡してみると、巣から5mほど先にヒナがポツリと浮いているのが目に飛び込んできました。しかし親鳥の姿が見当たりません。
5分経っても10分経っても親鳥は姿を現しません。


待つことしばし、親鳥が餌を持って帰ってきました。どうやら小魚のようです。一週間前は藻のようなものを与えていたのですが、どうやら餌も変わりつつあるようです。離乳食といったところでしょうか。


ヒナが、この小魚を食べ始めました。親鳥はこの姿をジッと見つめています。


親鳥がヒナに何かを語りかけたようにみえました。


次の瞬間、ヒナが水中に姿を消しました。どうやら潜れるようになったようですね。




長い時間ではありませんが、頻繁に潜っています。潜水して移動した距離は2mほどでした。




親鳥がヒナから離れる時間が多くなってきたようです。一旦離れると長時間にわたって帰ってきません。その間ヒナはいろんな表情を見せてくれます。


この表情は一週間前に親鳥がヒナにやって見せていた "しぐさ" に似ていますね。威嚇のポーズ❓ができるようになったのですね。


  (一週間前に親鳥がヒナにやって見せていた "しぐさ" です。)


ヒナは水遊びに疲れると巣の上で一休み。 親鳥がたまに帰ってきては餌を与えているようです。潜れるようになったのだから、今度は自分で小魚を獲れるようになるといいですね。


父鳥も忘れた頃に姿を見せます。


親鳥がヒナを置いたまま頻繁に離れるようになってきています。離れる時間もかなり長くなってきています。ヒナとの距離を徐々に広げて、巣立ちに向けて動きだしているようです。

赤そばの里

2016年09月28日 | 花・風景・紅葉
前日、「赤そばの里」がある伊那市箕輪町の週間天気を調べると、9月27日の天気は☀︎のようで、その後は今ひとつのようでした。それならば明日行こう・・・。と決断し、27日朝7時過ぎに出発して中央高速道路で箕輪町に向かいました。予報通り現地の天候は☀︎。「高嶺ルビー」と呼ばれる赤そばも見頃を迎えていました。
そば畑の近くには古田の里 赤そばの会が営む「信州箕輪 そば処 古田の里」があり、ここで赤そばを食べることもできました。エッ!!お味の方ですか私の鈍感な舌では「そば は そば」でした。

標高900mの赤そば畑からは箕輪町の集落の向こうに、3,000m級の南アルプス連峰を望むことができます。


そば畑は広さ4.2haと東京ドーム1個分の広さです。






















赤そば畑の周りには、ゲンノショウコがたくさん咲いていました。


ツリフネソウやキツリフネソウも見かけました。


キツリフネソウです。


赤そばの里入口の花壇です。

「あいち サトラボ」のお花畑

2016年09月27日 | 花・風景・紅葉
モリコロパークの一画にある「あいちサトラボ」は、"あいちサトラボ里山開拓団" という団体が、農の営み、先人の知恵、自然の循環をキーワードにして里山づくり活動をしておられ、良好な里山景観の創造と維持、一般来園者への里山体験の提供といった活動に励んでおられます。ここにもボランティアさんの手でよく手入れされたお花畑があり、ここを訪れて花を観賞するのも楽しみの一つです。

ソバ畑に咲くソバの花です。






サトラボには、ソバ畑のほかにキキョウやコスモス、ニラの花など多種類の花が咲き乱れています。






















園内に咲く花です。 昨年開催された全国都市緑化あいちフェアー「花と緑の夢あいち」の時の花壇の一部が残されたもののようです。




昭和の森を歩く会

2016年09月26日 | 自然観察会
9月2回目の「昭和の森を歩く会」が25日に開催されました。今回のコースは「ひつじ池」から市道を経由して出発地の交流館に戻るコースでした。今回も多くの花や自然に接することができました。

ヒガンバナ




ママコナ




ニラ




サワシロギク


コマツカサススキ


コセンダングサ


イタドリ


コウヤボウキ


オオニシキソウ


これは花ではありません。昆虫の寄生によって形成された虫こぶです。中には昆虫の幼虫が入っています。


ノガリヤス


トダシバ


アブラガヤ


イヌホウズキ


ヒヨドリバナ


ヌメリグサ



咲き競う花々

2016年09月25日 | 花・風景・紅葉
モリコロパーク (愛・地球博記念公園) の大花壇で咲き競う花々です。





























オオスカシバ ホバリングしながら長い口を花に差し込んで蜜を吸います。ホバリングの姿がハチドリに似ていて人気があるようです。蜂のように見えますが蛾の仲間です。


飛んでいるときは、長い口を丸めています。


この散歩道の両側に花壇があります。



カイツブリの子育て

2016年09月24日 | 野鳥
カイツブリ親子の教育の時間です。・・・これって私の想像ですよ!!。💡

親鳥が、餌の獲り方をやって見せます。ヒナはジィーっとこれを見つめています。


これを見ていたヒナが、実際に餌を獲ってみたようです。


よくできたねぇー・・・。と褒めてでもいるのでしょうか。
  「やって見せて、やらせてみて、褒めてやらねばヒナは育たじ」といったところでしょうか。


今度はヒナを連れて、水草の繁る中を泳ぎまわります。


時にはこんな姿を繰り返し見せる時があります。外敵が現れた時の威嚇の仕方でも教えているのでしょうか。それとも親離れを促すために気合を入れているのかもしれませんね。親鳥が単独でいるときには、ほとんど見かけない光景です。
この様子を見つめていたヒナは、何かを感じとったのでしょうか・・・。




一通りの教育が終わったようで、巣の方へ戻っていきます。




遠くで見守っていたのでしょうか、父鳥と思われるカイツブリがどこからともなく姿を見せました。


ヒナが巣に戻ったのを見届けてから父鳥は去って行きます。(きっと遠くで見守っているのでしょうね。)
いろんな試練を乗り越えて、無事に巣立ちをしてくれるといいのですが。




カイツブリの巣 (鳰の浮巣)

2016年09月23日 | 野鳥
鳰 (にお) とはカイツブリの別名です。このカイツブリの巣は水面に浮いていることから、鳰の浮巣と呼ばれています。
20年以上も前になるのでしょうか「鳰の浮巣に」という水上勉さんの小説に接したことがあります。その小説の中で、二人の女性が世間の荒波に翻弄される姿を、水面に漂う鳰の浮巣に重ね合わせて、「鳰の巣は、水に浮いており、波穏やかな日はいいが、ひとたび風が吹けば風に流され、雨が降れば雨に打たれ、ひとときも心休まることがない。」というような描写があったように記憶しています。(小説の文面とは異なるかと思いますが)それ以来、この鳰の浮巣というものを見てみたいと思っていましたが、カイツブリはよく目にするけれども、巣を見つけることは出来ませんでした。今回やっと目にすることができ、カイツブリ親子の様子も写真に収めることができました。

これが鳰の浮巣と呼ばれるカイツブリの巣です。表面は柔らかい水草のようです。直径は50cm近くあるようです。この上で抱卵し、巣を離れるときは卵を水草で隠してカラスなどから見えなくするようです。


この巣でカイツブリが子育て中です。父鳥だと思いますが、母鳥と一緒に巣の中にいるヒナに餌を何度も何度も運んできます。どうやらヒナは一羽だけのようです。おそらく複数の卵があったか複数のヒナがいたものと思われますが、後はどうなったのでしょうか・・・。自然界の厳しさを感じます。


時には親鳥の背中に乗ったりしています。親鳥はヒナを背中に乗せたまま、水中に潜ることもあるようです。








羽のまだら模様が可愛いですね。


親鳥が巣を離れると不安そうな表情で水面を見つめています。


親鳥が帰ってくると、すぐに甘える仕草を見せます。










        明日は、巣から離れたヒナをご紹介いたします。

スイレンとユウパトリュウム...他

2016年09月22日 | 花・風景・紅葉
名古屋港ワイルドフラワーガーデン「ブルーボネット」の川辺には、数種類のスイレンや、色鮮やかな花々が庭一面を埋め尽くしています。そしてなぜかナスビが植えられていて、数本の実をつけ、花も数輪咲いていました。

スイレン






ユウパトリュウム


ハツユキカズラ


コリウス


アンゲロニア


ランタナ


ナスビ


ダリア


その他の花 (花名は❓)







名古屋港ワイルドフラワーガーデン「ブルーボネット」

2016年09月21日 | 花・風景・紅葉
名古屋市港区潮見町にある、ワイルドフラワーガーデンブルーボネットは、22のガーデンが楽しめる自然風庭園です。















サンクンガーデン (沈床園)


ヒマワリ


ルドベキア


パンパスグラス


サルビアレウカンサ


オミナエシ


サニーハウス展望室の窓ガラス越しに見た風景です。対岸は名古屋港水族館方面です。ここブルーボネットから水上バスで行くこともできます。


ウミウでしょうか・・・のんびりと海を眺めています。


花オクラとヤエクチナシ

2016年09月20日 | 花・風景・紅葉
愛知県緑化センター内の全国育樹祭記念広場周辺や樹木見本林周辺及びハーブ園などで撮影したものです。

花オクラ 朝、花開く前です。


花オクラ 日中、花が開いたときです。


ヤエクチナシの花。まだ蕾が少しあったので、しばらくは花が楽しめそうです。




オオイヌタデ


ローズマリー


ローズゼラニューム


スペアミント


オレガノ


ヒイラギナンテン


チョウジタデ


タカサブロウ


セイヨウサンザシの実


シロシキブの実


ブッドレアにイチモンジセセリ






季節の花めぐり

2016年09月18日 | 自然観察会
愛知県緑化センター季節の花めぐりが、9月17日に開催されました。今回のテーマは「煙管草(ナンバンギセル)」です。例年群生する場所が、今年はイノシシに掘り起こされ全滅でしたが、数本のナンバンギセルを探し当てることができました。また、ケヤキの木の根が水と酸素を求めて、どこまでも伸びる実態を立木の位置と根っこの先端が伸びて来ている位置で学びました。

ゲンノシヲウコ白花


ゲンノショウコ赤花


ナンバンギセル


ペラペラヨメナ


サワギキョウ


トキリマメの花


ヤブラン


マツムシソウ


マエバハギ


サンショウバラの実


サワシロギク


コムラサキシキブの実


イノシシに掘り起こされた芝生です。園内いたるところが掘り起こされていて、対策に苦慮されています。


メタセコイアの木の先端が尖っているものはまだ伸びる木で、丸くなっている木は、成長がほぼ止まっている木だということや、似た木であるラクウショウとの違いは葉で見わけることなども学びました。
(先端が尖っている)

(先端が丸くなっている)









海上の森ぶらり

2016年09月16日 | 花・風景・紅葉
海上の森センターから赤池までの短いコースを往復しました。散策コースの両側には、キンミズヒキとミズヒキが群生といってもよいぐらい沢山さん咲いていました。

赤池への散策路


ヤマジノホトトギス


アカソ


散策路から見た、樹木の鮮やかな緑です。


キンミズヒキ


キンミズヒキの花後


ミズヒキ


ダイコンソウの花後


クズ


イボクサ


ヒヨドリバナ


アキノウナギツカミ


チカラシバ


赤池 (赤池付近の道は、背丈以上の夏草に覆われて、池を見るのも一苦労でした。