どうも、池本康弘です。
暑い夏なのに、どうしても食べたくなるもの、
それはカレー。
暑い時に、あっつ熱のカレーを食べるのって幸せですよね。
今日は、夏カレーの意外な効果をお伝えします!
“暑いからカレー”の真実
夏の定番メニューとしてカレーが認められているのには、理由があります。カレーに含まれるスパイスには、健胃作用や食欲増進、消化促進の効能があり、夏バテの防止に最適なんです。それにカレーの定番具材である豚肉には、「元気ビタミン」とも呼ばれるビタミンB1がたっぷり。夏の日差しでダメージを受けた身体をケアしてくれます。
また、スパイスの防腐効果も見逃せません。日本にカレーが伝わったのは、イギリスの海軍からと言われています。イギリス人はシチューをよく食べますが、海軍が洋上で食べるには日持ちしない。そこで、防腐作用があって日持ちするスパイスを入れてできたのがカレーというわけです。腐りにくいという点からもカレーは夏にぴったりなんです。
スパイスで打ち水効果も
カレーには、たいてい10種類くらいのスパイスが使われます。その中の、シナモンやクミン、カルダモン、コリアンダー、ターメリック、クローブ、ナツメグには身体を温めてくれる効果があり、汗をかきやすくしてくれます。最近、暑さ対策として打ち水が見直されています。打ち水は、水が蒸発するときの気化熱で気温を下げるという原理。汗をかいても、同じことが身体に起こります。
それと、カレーには必ず薬味としてニンニクやショウガが使われています。ニンニクに含まれている香りの成分(アリシン)には、食欲を増進してくれる働きがあります。アリシンが豚肉のビタミンB1と結合すると、アリチアミンになり、ビタミンB1の吸収を助けてくれます。ビタミンB1を多く吸収するには、豚肉とニンニクを使ったカレーがオススメです。
この夏イチオシは節電カレー
夏の節電対策として、植物を育てるグリーンカーテンが注目されていますよね。今年の夏は、このグリーンカーテンとして育てたミニトマトやゴーヤ、キュウリなどの夏野菜をたっぷり入れたカレーを作ってみてはいかがでしょうか。
ルーたっぷりのカレーは、お子さんには好まれますが、脂肪分が多いのが難点。ですので、ルーではなく、スパイスをうまく取り入れられるドライカレーが身体にやさしくてお勧めです。肉は、市販の挽肉だと脂肪分が多いのでヒレ肉のミンチを使うのがベスト。豚のヒレ肉には、夏に摂取しがちな清涼飲料水やアイス、素麺等の糖質代謝に必要なビタミンB1が豊富です。ヒレ肉の挽肉は街のスーパーでは売っていないので、自分で細かく切ってカレーに使ってください。
体力をチャージする夏カレーレシピ
なすと豚肉のキーマカレー
高脂肪、高カロリーになりがちなカレーは、手作りすることでカロリーを抑えられます。マーマレードとヨーグルトを隠し味に使って、コクを出すのがポイントです。豚肉に含まれるビタミンB1をおいしく摂取し、暑い夏を乗り切るための体力をチャージしましょう。
材料(2人分)
・なす 2個
・黄パプリカ 1/2個
・ミニトマト 10個
・豚赤身ひき肉 200g
・にんにく 1/2かけ
・しょうが 1/2かけ
・カレー粉 大1
・植物油 大1 1/2
【A】
・塩 小1/3
・固形ブイヨン 1個
・水 1/2カップ
【B】
・マーマレード 小1
・プレーンヨーグルト 大1
・ごはん 300g
作り方
1
なすは縦8等分に切って半分に切る。パプリカは乱切りにする。ミニトマトは2つに切る。しょうが、にんにくはみじん切りにする。
2
なべに油、にんにく、しょうがを弱火で熱し、香りが出たらひき肉を炒め、肉の色が変わったらなす、パプリカ、ミニトマトを加える。
3
なすがしんなりしてきたらカレー粉を加え炒め、香りが立つまで炒める。
4
3にAを加え、煮立ったら弱火で味がなじむまで15分ほど煮る。
5
4にBを加えてさらに10分ほど煮る。
6
炊き立てのごはんを器に盛り、5をかけて、あればディルを添える。
引用 https://www.hitosuzumi.jp/stylebook/198/
なるほど、夏カレーには夏バテ防止にいいんですね!
あの辛~いスパイスも体にいいんですね!
よし!夏こそカレーだ!!!!
池本康弘