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いいだeco-ENERGY館

再生可能エネルギー利活用と省エネを推進するライフスタイルや環境情報を提示し、環境未来都市と低炭素社会の実現をめざします。

6次産業

2011-11-26 05:08:15 | 日記
TPP参加が農業への打撃になる懸念を受けて、野田総理が「6次産業化などを5年間で集中的に行なっていく」とコメントしました。

TPP問題でよく登場する、この「6次産業化」という言葉。

1次産業・2次産業・3次産業は、中高生で習った記憶はあります。

1次産業…農業・漁業・林業など
2次産業…製造業、建設業、工業など
3次産業…それ以外の小売業やサービス業など

1次+2次+3次=6次産業化

1・2・3次産業を足して6次産業。掛けると表現するところもあります。

6次産業化とは、農業・製造業・販売を一体化したり、特産物を活用して新しい産業を創り出すことです。

3月に、6次産業化法が全面施行され、自治体などが、6次産業化を目指す企業にアドバイザーをつけたり補助金を出したりしています。

1次産業だけでは、製造や販売、流通業者に利ざやを取られてしまうところを、全部一括してやってしまう。また、産地で加工販売もやっちゃえば安全性も保てるし付加価値もつけやすい…ということで、一次産業のみで成り立っていた地方都市に、ビジネスチャンスを生む試みとされています。

実際、徳島県上勝町では、料理を彩る葉っぱをブランド化して生産・出荷する「葉っぱビジネス」で2億円近い売り上げを出す会社も存在します。有名な話。

各地で、1・2・3産業のコラボレーションによる6次産業が生まれつつあります。

被災地・東北は1次産業がメインの地域も多く、復興後の継続的な発展のためには、6次産業化は不可欠とも言われています。

太陽光発電や太陽熱利用した温室ハウス栽培の野菜などを電気自動車で周り出歩けない買い物弱者に販売して支援する…みたいな、自然エネルギーや省エネを駆使した6次産業を、みなさんも考えてみてください。


いけDo

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