みなさま、おはようございます。
今年もブログの更新は、亀の歩みとなりそうな予感です。
ま、それでも歩めれば良し!としていきます♪
東北は、(特に被災4県は)東日本大震災から2年を過ぎ3年目に入る年になってきます。
阪神淡路大震災の時も、震災から2年は復興へ!の想いで進んできた街も、3年目にパッタリとその波は止んだと聞きます。
経済的な凪を迎えることも考えられるのですが、一番怖いのは復興への意欲をそがれていって被災地が停滞することですね。
外部地域の方々には、すでに復興は進み震災復興は過去のモノと思われ始めているのではないかという不安も覗き始めます。
今回の震災は、被害の甚大さと共に被災地が抱えている課題を浮き彫りにしてくれた側面もあります。
経済発展から取り残された街が、その地域の持っている魅力を再発見し、未来への価値創造が出来るかという大きな課題を突きつけられたとも考えられるのです。
それは、復興経済とも違った視点で捉えないと解決出来ない問題でもあります。
そして、福島原発の事故。
これは、地球上で起きた大きな原発事故の事実として100年先まで継続される課題です。(最低年限としてです。)
2011年に生まれた赤ちゃんが、100歳になったとき、初めてセシウムはその濃度を半減してくれます。
その処理をどうするか?延々と続く課題なのです。
そう考えると、この大震災の出来事、実際にあった事故、地域の現状、暮らし、犠牲になられた方々への鎮魂は、しっかりと現実を受け継ぎ、次の世代へ正しく継承することが、私たちの義務となったのかもしれません。
この地域で生きてきた私たちは、何があろうとこの地域で暮らしてきた誇りと、地域への感謝の想いを持って伝えようと思います。
「東北お遍路プロジェクト」は、そんな私たちの想いを伝えるプロジェクトです。
震災の鎮魂のみならず、震災から突きつけられた課題を、現代から未来へ継承するプロジェクトなのです。
ご理解とご協力を、よろしくお願いします。