実に15年ぶりのDAICON(大阪で開催されるSF大会)である。
わたしが初めて参加した日本SF大会がDAICON4。それから25年。
DAICON5はスタッフを寿退社した思い出が……。
DAICON6では、子どもを実家に預けてディラーズルームで同人誌の売り子を。
そして今回、DAICON7ではアートギャラリーに出展。
ほかのSF大会では「お客さん」的なわたしも、DAICONの名の下に、少しだけ積極性が出てくる感じだ。
なぜだか自分でも分からないが、DAICONってそんな気持ちにさせるのね。
アートギャラリーに出展した絵を見に(それとも、つれあいの顔を見たさに?)長屋連の国際派Aジェントjumboさんが岸和田まで来て下さる。
開会式はちょっとパスして、jumboさんとわたしたち3人で会場近くのレストラン街で会食。
世界のあちこちを「仕事」で周られているjumboさんの体験も、十分「SF」的とわたしは思うのだけど、そのjumboさんの目を白黒させるものがSF大会にはあるみたい。
あらためて、わたしが好む世界の「特異性」をjumboさんを鏡にして再認識いたしました。
アートギャラリーでは、わたしの絵のほんねきに、あの加藤直之氏本人が未公開作品とともにいてはる!
後藤啓介作品、加藤龍勇作品、開田裕治作品、長谷川正治作品、そして金森達作品とSFの夢を絵にして見せてくれるプロの作品がずらり。
同じ空間に同じように絵を並べているのは何とも晴れがましく、とともに妙な親近感がわいてしまう。
これはDAICONマジック?
アートギャラリー参加記念に、加藤さんのほうからイラスト缶バッジ3個をいただく。これは、まさにご褒美。
ぐだぐだな絵になり、もう出展は断念しようかと思うこともあったけど、思い直して良かった。
jumboさんがお帰りになったあと、「手作り3Dプラネタリウム」を見る。
家庭用の黒いゴミ袋を貼り合わせ、扇風機で風を送ってふくらませるエアドームの中に、お鍋を貼り合わせドリルで六千個の穴を開け手作った、手作りでポータブルなプラネタリウム。しかし!このプラネタリウムでは、浦安や大阪南港にあるテーマパークにも存在しない、全天周型立体映像がみられるのだ!
頭上を漂う宇宙ステーション。すべてを飲み込むブラックホール。共和国の宇宙船を追いかける帝国の宇宙戦艦。簡単な仕掛けなのに超ド迫力。
宇宙飛行士 土井隆夫さんが見た映像なんだって。
このあと、4階までえっちらおっちら階段を上って、もっともっとSF度の濃いい世界に足を踏み入れる。日頃5階建ての4階(エレベーターなし)に住んでいる効果か、これぐらいの階段はへっちゃらになっているのに気がつく。へへん
「SF落語を書く」という企画を聞く。
落語家と小説家のコラボレーション落語会「ハナシをノベル!!」というのがあって、それに参加しているSF作家があれこれと四方山話をする企画。
そんな落語会があることは全く存じませなんだ! いやぁん、ものすご面白そうやん。パネリストの横に大きなスクリーンがあったので、いつその実演映像が流れるんかとワクワクして待ってたけど、ついぞそのスクリーンが使われることはなかった。
DAICONなんやから、実演があっても良いのに~
実演CD付きで本が出ているので、こちらで我慢するかな。
8月31日に大阪で公演があるとのこと。この日は仕事があるので行かれません。ざ~んねん。
この企画のあとは大ホールへ映像企画(と思われたもの)をのぞきに行くも、機材の不備でいきなりトークショーになり、それも「ヒーロークロスライン」という作品を読み込んでいる人でないと分からない話だったのでそそくさと退散。
ロビーでボ~っとしているところを旧知のSF仲間まりちゃんに発見されて、しばし同窓会トークとなった。
「プログラムブックの参加者名簿を見てたらヤマネさんの名前があったえ。家族で来たはるみたい。」
「え~、まだ見かけてないなぁ」
と、そこへまりちゃんのおつれあいキタさんとニシカワ先生がいらっしゃる。
「この1年半で親を3人看送って……こういうところへ出てくる気にもならんかったんや」とのこと。
子どもが大きくなると、そういう方面のいろいろがのしかかってくるんだな。
SFファンといえど人の子。逃れられぬ試練ではある。
楽しめるうちに楽しもうと、心の中で思ったことでした。
わたしが初めて参加した日本SF大会がDAICON4。それから25年。
DAICON5はスタッフを寿退社した思い出が……。
DAICON6では、子どもを実家に預けてディラーズルームで同人誌の売り子を。
そして今回、DAICON7ではアートギャラリーに出展。
ほかのSF大会では「お客さん」的なわたしも、DAICONの名の下に、少しだけ積極性が出てくる感じだ。
なぜだか自分でも分からないが、DAICONってそんな気持ちにさせるのね。
アートギャラリーに出展した絵を見に(それとも、つれあいの顔を見たさに?)長屋連の国際派Aジェントjumboさんが岸和田まで来て下さる。
開会式はちょっとパスして、jumboさんとわたしたち3人で会場近くのレストラン街で会食。
世界のあちこちを「仕事」で周られているjumboさんの体験も、十分「SF」的とわたしは思うのだけど、そのjumboさんの目を白黒させるものがSF大会にはあるみたい。
あらためて、わたしが好む世界の「特異性」をjumboさんを鏡にして再認識いたしました。
アートギャラリーでは、わたしの絵のほんねきに、あの加藤直之氏本人が未公開作品とともにいてはる!
後藤啓介作品、加藤龍勇作品、開田裕治作品、長谷川正治作品、そして金森達作品とSFの夢を絵にして見せてくれるプロの作品がずらり。
同じ空間に同じように絵を並べているのは何とも晴れがましく、とともに妙な親近感がわいてしまう。
これはDAICONマジック?
アートギャラリー参加記念に、加藤さんのほうからイラスト缶バッジ3個をいただく。これは、まさにご褒美。
ぐだぐだな絵になり、もう出展は断念しようかと思うこともあったけど、思い直して良かった。
jumboさんがお帰りになったあと、「手作り3Dプラネタリウム」を見る。
家庭用の黒いゴミ袋を貼り合わせ、扇風機で風を送ってふくらませるエアドームの中に、お鍋を貼り合わせドリルで六千個の穴を開け手作った、手作りでポータブルなプラネタリウム。しかし!このプラネタリウムでは、浦安や大阪南港にあるテーマパークにも存在しない、全天周型立体映像がみられるのだ!
頭上を漂う宇宙ステーション。すべてを飲み込むブラックホール。共和国の宇宙船を追いかける帝国の宇宙戦艦。簡単な仕掛けなのに超ド迫力。
宇宙飛行士 土井隆夫さんが見た映像なんだって。
このあと、4階までえっちらおっちら階段を上って、もっともっとSF度の濃いい世界に足を踏み入れる。日頃5階建ての4階(エレベーターなし)に住んでいる効果か、これぐらいの階段はへっちゃらになっているのに気がつく。へへん
「SF落語を書く」という企画を聞く。
落語家と小説家のコラボレーション落語会「ハナシをノベル!!」というのがあって、それに参加しているSF作家があれこれと四方山話をする企画。
そんな落語会があることは全く存じませなんだ! いやぁん、ものすご面白そうやん。パネリストの横に大きなスクリーンがあったので、いつその実演映像が流れるんかとワクワクして待ってたけど、ついぞそのスクリーンが使われることはなかった。
DAICONなんやから、実演があっても良いのに~
実演CD付きで本が出ているので、こちらで我慢するかな。
ハナシをノベル!! 花見の巻田中 啓文,月亭 八天講談社このアイテムの詳細を見る |
8月31日に大阪で公演があるとのこと。この日は仕事があるので行かれません。ざ~んねん。
この企画のあとは大ホールへ映像企画(と思われたもの)をのぞきに行くも、機材の不備でいきなりトークショーになり、それも「ヒーロークロスライン」という作品を読み込んでいる人でないと分からない話だったのでそそくさと退散。
ロビーでボ~っとしているところを旧知のSF仲間まりちゃんに発見されて、しばし同窓会トークとなった。
「プログラムブックの参加者名簿を見てたらヤマネさんの名前があったえ。家族で来たはるみたい。」
「え~、まだ見かけてないなぁ」
と、そこへまりちゃんのおつれあいキタさんとニシカワ先生がいらっしゃる。
「この1年半で親を3人看送って……こういうところへ出てくる気にもならんかったんや」とのこと。
子どもが大きくなると、そういう方面のいろいろがのしかかってくるんだな。
SFファンといえど人の子。逃れられぬ試練ではある。
楽しめるうちに楽しもうと、心の中で思ったことでした。