ストーリー: 1930年代のパリ。駅の時計台にひそかに住む孤児の少年ヒューゴ(エイサ・バターフィールド)の唯一の友達は、亡き父が残した機械人形だった。壊れたままの人形の秘密を探る過程で、彼は不思議な少女イザベル(クロエ・グレース・モレッツ)とジョルジュ(ベン・キングズレー)に出会う。やがてヒューゴは、機械人形にはそれぞれの人生ばかりか、世界の運命すらも変化させてしまう秘密があることに気付き……。
オスカー受賞作『ディパーテッド』など数々の傑作で知られる世界的巨匠、マーティン・スコセッシ監督が初めて3Dでの撮影に挑んだ本格ファンタジー。世界各国でベストセラーとなったブライアン・セルズニックの小説を原作に、父親が残した機械人形に隠された秘密を探る少年の冒険を描く。
3D 字幕版で鑑賞 ネタばれ・・ありかも~~
第一次世界大戦後のパリ。 母を亡くしたヒューゴは 博物館で働きながら時計の修理をして生活をしていた父と2人暮らしだった。 だがその父が 火事で亡くなってしまう。 一人ぼっちになったヒューゴは 駅の時計台の保守をしていた飲んべぇの伯父に引き取られるが その伯父も行方不明となり・・本当に1人になってしまう。
ヒューゴは父が博物館から運んできた機械人形の修理をしながら その人形が修理出来た末には 絶対に何か良い事が待っていると信じて 誰にも知られる事無く、駅での暮らしを続けていた・・
孤児の男の子が主人公
父が亡くなってから1年が過ぎ 身よりは既に無い・・
ヒューゴは時々、駅のおもちゃ屋さんで 人形の修理に必要な部品を盗んでいたが ある日、とうとう店主に見つかってしまう・・
戦後という時代背景もあるだろうし 孤児という男の子の気の毒な身の上もあって ストーリーが暗い・・ 雪に覆われたパリ、灰色の街並み・・
底なし沼に落ちて行くようで まさに雰囲気はヨーロッパ映画。
予告を観た限りでは ファンタジー映画のようだったが まったく違うテイストの作品。
ただ・・時計台から見る、夜のパリはとても綺麗だった・・輝くエッフェル塔、街路灯、・・ キラキラとして夢の世界の様だ。映像限定だとまさにファンタジーの世界が広がっていた・・
今作、子供向けか・・と言うとそうではないだろう
古の映画人に捧げたオマージュ的作品
昔から 映画は人々の幸せと共にあるものだった・・という事を再確認させてくれる
観終わった後の余韻は良かった・・それが救い
だけど 少年が味う頼る大人がいない淋しさを共有してしまうと 映画はただ絶望的な孤独感を持って心に押し寄せてくる
楽しみにしていたジュードロウ氏、
予想通り 出演時間はわずかだった。(苦笑) ホームズに期待しちゃうもんね~♪
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