新庄駅に到着するが、周囲に何もないのはあいかわらず。きっぷを落とさないように注意して、時間をつぶす。次の陸羽東線に乗って鳴子方面に向かおう。
この車両はシートが変わっていて、4方向に回転させられる。みんなが変えないと意味がないのだけれどね。
ここでようやく買い込んできた「いも煮弁当」に手をつける。温め機構つき。
芋煮がごはんの上にたっぷり。汁が染みていてとても美味しい。
食べ終わる頃に目的地「瀬見温泉」駅に到着。ここから歩いて10分ほどのところにある、瀬見温泉でひとっ風呂浴びようという計画だ。
雨上がりとあって、雲が低くひんやりしている。
「千と千尋」にでてきそうな古い温泉旅館。ここの日帰り入浴に来たかったのだが、残念ながら時間切れ。その向かいにある町営の温泉施設に入る。
内風呂(熱・温)と露天風呂、それに「ふかし湯」がある。建て替えられたばかりで新しい。入口にコインタイマーが置いてあって、400円投入すると自動ドアのスイッチが入る、と言うシンプルな自動ゲート。実際に入ってみると、熱いのなんの。入っていられない。あとから来た地元のじっさまが埋めてくれてようやく入れるようになった。露天も同様。
それぞれの湯を堪能したあと、ふかし湯へ。サウナではなくて、床に開けられた10センチほどの穴から噴き出す湯気をタオルや浴衣ごしに体に当てることで、温浴効果を得ようというものらしい。しばらく腰に当てていると全身がぽかぽかしてくる。また気持ちよくなってきてうとうとしそうになる。うーん、これはこれで快適。
帰る汽車の時間もあるので、着替えて外へ。外には足湯。せっかくなので、ここでものんびり。熱い。
さて、そろそろ列車が来る時刻なので、駅に向かおう。