山梨昆虫日記 -Journal on Insects in Yamanashi-

山梨県の南アルプス市を中心に昆虫を撮影するアマチュア写真家。めんどくさがりなのでとてもプロにはなれません。

コガネグモ科の幼体

2009-04-05 21:50:00 | 蛛形綱:クモ, ダニなど
今年から通っている川沿いのポイントで、コガネグモの仲間が網を張っていた。
けっこう沢山の個体が目についた。
5メートル四方に、4から5匹はいただろうか。
ナガコガネグモかと思ったが、調べてみると出現は夏頃ということで却下。
いったい何というクモだろうか?

ー<撮影データ>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2009:04:05 17:05 甲府市
Nikon D200 1/3000s f/3.2 ISO400 Tamron 90mm
和名: コガネグモ科の幼体
英名: -
学名:  不明

高倍率マクロ(ハエトリグモ)

2009-01-07 06:25:29 | 蛛形綱:クモ, ダニなど
先日紹介した昆虫撮影用の高倍率マクロシステムで撮影したハエトリグモの一種。
確信が持てないが色合いから、デーニッツハエトリではないかと思うがどうだろうか?

当倍以上の高倍率になるとストロボ必須でブレないようにするのは言うまでもないが、それ以前に被写体を外さないように手持ちで撮影するにはかなり慣れが必要だ。目にピント、、、なんてほとんど神業ではないかと思う。

ー<撮影データ>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2008:12:13 14:53 甲府市
R8+高倍率マクロシステム 1/189s f/9.4 ISO100 35.4mm 、+0EV、WB晴天
和名: デーニッツハエトリ
英名: Jumping spider
学名: Plexippoides doenitzi

クモの卵嚢

2008-09-27 19:09:50 | 蛛形綱:クモ, ダニなど
この写真は先日ツノトンボの一種を撮影し場所と同じ場所で写したものだ。
いったい何というクモの卵嚢だろうか?

ー<撮影データ>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2008:09:15 14:35 韮崎市
Nikon D200 + Tamron 90mm Macro f2.8、1/350s、f/3.8、ISO400、0EV、WB晴天
和名: 不明(カラカラグモ?)
英名: -
学名:  不明

ナガコガネグモの獲物は(R8)

2008-09-24 19:42:37 | 蛛形綱:クモ, ダニなど
キバナコスモスに来ているチョウたちを撮影していたら、足下にナガコガネグモの巣があった。
よく見ると新鮮な獲物がたくさん罠に掛かっている。
この個体にとっては大漁に違いない。

ー<撮影データ>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2008:09:23 16:18 韮崎市
Ricoh R8, 1/410s f/5.4 ISO400 広角マクロ
和名: ナガコガネグモ
英名: Wasp spider
学名:  Argiope bruennichii

ハナグモのメス

2008-09-23 07:09:00 | 蛛形綱:クモ, ダニなど
黄色の花の上に小さなクモを見つけた。
図鑑で調べてみるとハナグモのメスだということが分かった。
両腕を広げたような格好で待ちかまえて、獲物がくると素早く抱きつくようにして仕留めるそうだ。

ー<撮影データ>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2008:09:20 12:48 明野村
Ricoh R8, 1/760s f/5.4 ISO400 ズームマクロ
和名: ハナグモ
英名: Crab Spider
学名:  Misumenops tricuspidatus

ジョロウグモの恋路は、、、。

2008-09-21 08:58:00 | 蛛形綱:クモ, ダニなど
ジョロウグモのオスは臆病だ。と言うよりは慎重なんだと思う。
なにせ自分の3倍近くはあるメスへ結婚を申し込まなくてはならないのだ。
このオスもメスが獲物に夢中になっている隙を狙って接近と後退を繰り返していた。

きっと人間のオスも精神的には、ジョロウグモのオスと変わりない駆け引きしているのだろう。

ー<撮影データ>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2008:09:07 09:25 櫛形町
Ricoh R8, 1/153s f/4.3 ISO400 ズームマクロ
和名: ジョロウグモ(女郎蜘蛛、 上臈蜘蛛 )
英名: Joro spider
学名:  Nephila clavata

タカラダニに寄生されたシロコブゾウムシ(RICOH R8でスナップ)

2008-06-22 17:39:09 | 蛛形綱:クモ, ダニなど
クズの葉の上にシロコブゾウムシを見つけた。よく見ると足の付け根のあたりに朱色の小さな卵のようなものが3つほど付いている。タカラダニだ。セミなどに寄生しているのはよく見かけるが、シロコブゾウムシに寄生しているのは初めて見た。さて、あらためて写真をよく見ると1匹は足の付け根あたりに、残りの2匹は胸部と腹部の境目に食いついているように見える。それにしても、こんな状態でシロコブゾウムシは生きていられるのだろうか?人間にしてみたら、バスケットボールくらいのダニが3匹も食いついているようなものだろう。

撮影データ:
2008年6月14日、08:58:30
南アルプス市、N林道
RICOH R8、F 4.3、1/500、ISO400、-0.3 EV、中央部重点測光、WB 晴天、ズームマクロ

撮影した種:
シロコブゾウムシ(Episomus turritus
ハマベアナタカラダニ?(Balaustium murorum

ゴミグモの警戒姿勢(R8で撮影して分かったこと)

2008-05-27 22:13:58 | 蛛形綱:クモ, ダニなど
昨日に引き続きゴミグモ。ゴミリボンから離れている個体を発見したので観察したら食事中だったようだ。カメラを近づけると驚いた様子でこんな姿勢をとった。写真を見るとよくわかるが、網の向こう側、つまりゴミリボン側、つまりふだん待ち構えている側とは反対にいる。食事はふだん待ち構えている方と反対側でするのか?もう少し多くの個体を観察する必要があると思った。

撮影データ:
2008年5月25日、12:17:06
山梨県韮崎市、A山の入り口付近
RICOH R8、F 4.3、1/290、ISO400、-0.3 EV、中央部重点測光、WB 晴天、ズームマクロ

撮影した種:
ゴミグモ(Cyclosa octotuberculata

ゴミグモの位置(R8 のズームマクロで分かったこと)

2008-05-26 22:45:26 | 蛛形綱:クモ, ダニなど
R8 のズームマクロモードでは、レンズの先端から被写体までの距離が約1cmまで寄ることができる。したがって、ゴミグモののような生き物を大きく写すことが可能だ。すると何気なく撮った写真にも自分の知らなかった発見があることが多々ある。この写真も何気なく撮ったのだが、1つ分かったことがある。それはゴミグモ自身はゴミリボンと反対側にいるということ。すなわちゴミグモはゴミリボンの中に隠れているのではなく、正確には背景にあるゴミリボンの中にとけ込んでいるということだ。
ここですかさず疑問が浮かんでくる。
・ゴミグモはどこで食事をするのか?食事の度にゴミリボンを裏側へ運ぶのか?
・他のゴミグモの仲間(ギンメッキゴミグモやギンナガゴミグモ)も同様なのか?
どうだろう?やはり自分の目で確かめて、写真で記録するのが一番だと思う。コンパクトでマクロに強い RICOH R8 はオススメだ。

撮影データ:
2008年5月25日、12:17:06
山梨県韮崎市、A山の入り口付近
RICOH R8、F 4.3、1/290、ISO400、-0.3 EV、中央部重点測光、WB 晴天、ズームマクロ

撮影した種:
ゴミグモ(Cyclosa octotuberculata

RICOH デジタルカメラ R8 R8BK

リコー

このアイテムの詳細を見る