「おのれ吐く雲と灼けをり駒ヶ嶽」(加藤楸邨)
「野薊(ノアザミ)の果実」
今日7月30日(旧暦 6月9日)は快晴・・・
いや、今は本当の蒸暑(じょうしょ)、油照り・・・・
「溽暑(じょくしょ)」!!
といったほうがふさわしいぐらい溽暑(むしあつ)い・・・・・・
蝉の合唱も一段と激しさを増している・・・??
「蝉噪(せんそう)」
とにかく蝉はうるさい・・・・
午前中はミンミンゼミ、午後からはニイニイゼミだかアブラゼミだかよくわからないが蝉の大合唱が始まった・・・
頭が半分、爆発しそうだ・・・??
まさに半導体(セミコン)!「蝉混濁た」~
なんちゃって??(よくわからない・・・??)
野薊(ノアザミ)もその白髪頭を爆発させ・・・・
白南風に吹かれて白い果実を飛ばしている・・・・
そうか・・・・
野薊(ノアザミ)もタンポポと同じ仲間だったのか・・・・??
さて、蝉時雨といえば・・・
山形県鶴岡出身の藤沢周平・・・・
(こればっか??)
ってことで今日7月30日は・・・
松尾芭蕉(奥の細道)が「酒田」に逗留してる日(新暦)
1689(元禄2)年6月14日(旧暦)・・・
芭蕉は医師「不玉(ふぎょく)」宅に滞在しているのだが、この日は寺島方に招かれて歌会をまいた・・・・
この日も庄内砂丘は灼熱砂漠と化していただろう・・・??
山居倉庫のケヤキ並木も熱く燃えている・・・・・
「暑き日を海に入れたり最上川」(芭蕉)
なんて句の元句を詠んだ・・・
★6月14日(新暦7月30日)・・酒田泊
ところで、今日のWBGT(暑さ指数)はどうだったんだろう・・・??
かなり警戒レベルには行ったと思うのだが・・
まあ、こんな日は焼き鳥でも食べて夏バテ防止・・・??
「おのれ吐く喰った焼き鳥こまったね」
さて、吐くといえば、焼き鳥じゃあなくて俳句・・・
芭蕉は何度も作品を推敲する人だった・・・
「俳句吐く 涼しさ暑き 芭蕉かな」
その芭蕉の作品を更に吐いた人物がいた・・・・
ってことで今日7月30日は・・・
露伴忌
幸田 露伴(こうだ ろはん)の忌日。
別号:蝸牛庵(かぎゅうあん)から蝸牛忌とも・・・
(慶応3年7月23日(1867年8月22日) - 昭和22年(1947年)7月30日:79歳)
「五重塔」の小説ぐらいしか知らないが、秀逸な「芭蕉七部集」の評釈があるらしい・・・??
それでは「アテブレーベ・オブリガード!」・・・・