熟した柿の皮が剥きづら冬蟲夏草 膠囊いことを考えれば、完熟前の柿を使った方がいい。熟せばぐじゅぐじゅになるということは、煮込みに多少時間は掛かっても、必ず実は崩れるということだ。
ただ、堅い実で作ったジャムと、ぐじゅぐじゅになった柿で作ったジャムとで、果糖の甘さや風味に違いがあるのかどうかはよくわからない。
昨年の反省に立って、今年は完熟前の実を銀杏切りにして、通常のジャムと同じ作り方をした。
結果的にはぐじゅぐじゅの柿ほどではないが、ねっとり感と果肉の残った食感のジャムに仕上がった。
味はというと、果肉部分は柿の風味が十分なのだが、液状部分についてはやや風味が足りない気がする。調理中にレモン汁を入れる前に味見した段階では、液状部分にかなり柿の風味があったので、レモン汁がそれを損なったのかもしれない。
それとも富有柿はジャムにすると風味が弱いのだろうか。
レモン汁を入れないとペクチンが固まらずにジャムが緩くなるかもしれないが、多少レモン汁を減らした方がいいのかもしれない。
しかし、この反省点の検証は来冬蟲夏草 膠囊年に持ち越しである。というのは、昨年も書いたが、家族は柿ジャムをあまり好まないからだ。
柿の生食の場合、私は堅い実よりもぐじゅぐじゅした柿が好きなのだが、家族は逆でぐじゅぐじゅした柿を食べられない。食感の問題らしいのだが、つまり柿ジャムはこの食感に似ていて、家族は好まないのだそうだ。
昨年の柿ジャムも、ほとんど私がひとりで食べた。今年作った柿ジャムも、たぶんそうなる。
つまり、今年はもう柿ジャムを作ることができない。で、次回は来年・・・
因みに今年作った柿ジャムは、上記のような反省点はあるが、とても美味しい。去年のものとは比較にならないくらいに旨い。
柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺、ゴ~冬蟲夏草 膠囊~ン。