国際競走研究分室

リゲイン総合研究所

海外レース結果

2006年12月27日 11時37分44秒 | 海外レース結果
◎12月26日に行われたマリブS(米G1/3歳)は、Hyperbaricが優勝。

・Hyperbaric(牡3)
父:Sky Classic /母:Teasing Charm /母の父:Skywalker
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◎26日に行われたARCザビール・クラシック(新G1/3歳以上)は、Mikki
Streetが優勝。

・Mikki Street(セン5)
父:Cape Cross /母:Ocean Pearl /母の父:Crested Wave
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・今年の夏に八百長疑惑で起訴された英国のKieren Fallon騎手の裁判が、来年の9月24日に行われる事が決定した。同騎手は依然として疑惑を否定しているが、英国での騎乗停止処分が続いている。また同騎手は英国で騎乗停止となった後もアイルランド、フランス、オーストラリアで騎乗を続けていたが、その中のフランスでの騎乗の際にコカインの陽性反応が見られた事から、こちらも6ヶ月の騎乗停止処分となった。他にも今月10日の香港国際競走では香港ジョッキークラブから騎乗ライセンスの発行を拒否されるなどのトラブルが続いている。

海外レース結果

2006年12月20日 20時40分22秒 | 海外レース結果
◎12月16日に行われたハリウッド・フューチュリティ(米G1/2歳)は、
STORMELLOが優勝。

・STORMELLO(牡2)
父:Stormy Atlantic /母:Wilshewed /母の父:Carson City
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◎17日に行われたハリウッド・スターレットS(米G1/2歳牝)は、
ROMANCE IS DIANEが優勝。

・ROMANCE IS DIANE(牝2)
父:In Excess /母:Romantic Fibs /母の父:Prized
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・2000年のサンタ・アニタH(米G1)を制したGeneral Challengeや、1999年のサンタ・アニタ・オークス(米G1)を制したExcellent Meeting等の父として知られるGeneral Meeting(牡18)が、今月15日に安楽死処分。同馬は昨年皮膚癌を発症して種牡馬を引退し、その後は療養を続けながら余生を送っていた。

・2004年に香港カップ(香港G1)などを制する活躍を見せていたAlexanderGoldrun(牝5)が、今月10日に行われた香港カップ(香港G1)9着を最後に現役引退へ。今後は繁殖入りするとの事。

海外レース結果

2006年12月13日 20時42分45秒 | 海外レース結果
◎12月6日に行われたAVJCアヴォンデイル・ゴールド・カップ(新G1/3
歳以上)は、SHARVASTIが優勝。

・SHARVASTI(牝4)
父:Montjeu /母:Vedodara /母の父:Kreisler
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◎9日に行われたハリウッド・ターフ・カップ(米G1/3歳以上)は、BOBOMAN
が優勝。

・BOBOMAN(牡5)
父:Kingmambo /母:Slewvera /母の父:Seattle Slew
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◎9日に行われたWATCフルートゥン・ベグS(豪G1/3歳以上)は、
NICONEROが優勝。

・NICONERO(牡5)
父:Danzero /母:Nicola Lass /母の父:Scenic
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◎10日に行われた香港スプリント(香港G1/3歳以上)は本誌3431号既報の通り
ABSOLUTE CHAMPIONが優勝。日本から参戦のシーイズトウショウ(牝6)は10着、
メイショウボーラー(牡5)は競走中止。

・ABSOLUTE CHAMPION(セン8)
父:Marauding /母:Beauty Belle /母の父:Ideal Planet
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◎10日に行われた香港マイル(香港G1/3歳以上)は、本誌3431号既報の通り、
THE DUKEが優勝。日本から参戦のダンスインザムード(牝5)は12着。

・THE DUKE(セン7)
父:Danehill /母:Mer Du Sud /母の父:Bluebird
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◎10日に行われた香港カップ(香港G1/3歳以上)は、本誌3431号既報の通り、
PRIDEが優勝。日本から参戦のアドマイヤムーン(牡3)は2着に善戦。

・PRIDE(牝6)
父:Peintre Celebre /母:Specificity /母の父:Alleged
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◎10日に行われた香港ヴァーズ(香港G1/3歳以上)は、本誌3431号既報の通り
COLLIER HILLが優勝。日本から参戦のソングオブウインド(牡3)は4着、アド
マイヤメイン(牡3)は8着。

・COLLIER HILL(セン8)
父:Dr Devious /母:Polar Queen /母の父:Polish Precedent
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・今月6日に香港で行われた第9回キャセイパシフィック・インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップで、日本から参戦した武豊騎手(37歳)が、第3戦のレース中におきた落馬事故の審議対象となった。武豊騎手並びに落馬したW.M.Lai騎手など、関係者への聴取の結果、香港ジョッキー・クラブは武豊騎手に対し実効6日間の騎乗停止処分を下した。今回の騎乗停止処分では香港ジョッキー・クラブの施行規定などにより、処分は今月25日以降に実施される為、有馬記念の騎乗には問題ないとの事。JRAでは香港ジョッキー・クラブからの通達があり次第正式な処分を発表するとしているが、実際に騎乗できないのは東京大賞典などの今月25日以降に開催予定の交流重賞と、年明けの中央競馬第1回中山・京都5日目までになると思われる。

・今月10日に行われた香港カップ(香港G1)等を制する活躍を見せていたPride(牝6)が、このレースを最後に現役引退。今後は繁殖入りするとの事。

・2005年のフォアゴーH(米G1)等を制する活躍を見せていたMass Media(牡5)が現役引退へ。今後は種牡馬入りするとの事。

・2004年の仏オークス(仏G1)等を制する活躍を見せていたLatice(牝5)が現役引退へ。現在馬体を負傷している模様で、今後はひとまず療養すると思われる。


香港国際競走の結果

2006年12月10日 15時44分43秒 | 海外レース結果
●香港国際競走の結果
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■ 1 ■ 香港ヴァーズ(香港G1)
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2006年12月10日(日) / シャティン競馬場 / 2400m 芝・右 / 3歳以上

着 枠 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 調教地 着差
1[10] 2 コリアーヒル    せ8 126 マッキオン 英 国 2:27.1
2[1] 7 カストリア     牝5 122 キネーン  愛 国 ハナ
3[3] 8 シャムダラ     牝4 122 スミヨン  仏 国 1
4[6] 9 ソングオブウインド 牡3 121 武幸四郎  日 本 1.3/4
5[9] 1 マラーヘル     牡5 126 ヒルズ   英 国 3.1/4
6[7] 3 エジャートン    牡5 126 マンドリー 独 国 4.3/4
7[5] 4 スコーピオン    牡4 126 ヘファナン 愛 国 5.3/4
8[4] 10 アドマイヤメイン  牡3 121 武豊    日 本 13.1/4
9[8] 5 サターン      せ6 126 ニコリック 香 港 20
-[2] 6 ウィジャボード   牝5 122 デットーリ 英 国 出走取消

※斤量=ポンド(121ポンド=約54.9kg、122ポンド=約55.3kg、
        126ポンド=約57.2kg)
※着差は1着馬からの着差

 アドマイヤメインはハナを切り、ペースを握ったものの、直線で失速した。
ソングオブウインドは後方待機から直線に賭けたが、先に抜け出したコリアー
ヒルを捉えられず、逆に後方から2頭に交わされて4着。ウィジャボードは跛
行のため、出走を取り消した。

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■ 2 ■ 香港スプリント(香港G1)
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2006年12月10日(日) / シャティン競馬場 / 1200m 芝・右 / 3歳以上

着 枠 馬番 馬名    性齢 斤量 騎手 調教地 着差
1[5] 12 アブソルートチャンピオン せ5 126 プレブル  香 港 1:07.8
2[2] 7 サイレントウィットネス  せ7 126 コーツィー 香 港 4.1/4
3[3] 5 ベンバウン        せ5 126 スペンサー 英 国 5.1/4
4[13] 11 ダウンタウン       せ4 126 ドゥルーズ 香 港 6.1/2
5[8] 8 サニーシング       せ4 126 スミヨン  香 港 7.1/2
6[10] 13 ビレットエクスプレス   せ6 126 ホワイト  香 港 8.1/4
7[9] 10 エイブルプリンス     せ6 126 ヌネス   香 港 10
8[6] 6 シンティレーション    せ6 126 モッセ   香 港 10.1/4
9[14] 3 レッドウーグ       せ7 126 ボウマン  豪 州 12.3/4
10[11] 14 シーイズトウショウ    牝6 122 池添謙一  日 本 13.1/4
11[1] 9 ナチュラルブリッツ    せ6 126 デルペッチ 香 港 16.3/4
12[4] 2 デザートロード      せ6 126 カラン   英 国 16.3/4
止[7] 4 メイショウボーラー    牡5 126 福永祐一  日 本 競走中止
-[12] 1 テイクオーバーターゲット せ7 126 フォード  豪 州 出走取消

※斤量=ポンド(122ポンド=約55.3kg、126ポンド=約57.2kg)
※着差は1着馬からの着差

 テイクオーバーターゲットは禁止薬物が検出されたため出走取消となった。
メイショウボーラーは大きく出遅れた上、スタートしてすぐにブレーキをかけ
る始末で競走を中止した。シーイズトウショウは速い流れを中団につけるのが
精一杯で、直線では全く余力がなかった。

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■ 3 ■ 香港マイル(G1)
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2006年12月10日(日) / シャティン競馬場 / 1600m 芝・右 / 3歳以上

着 枠 馬番 馬名   性齢 斤量 騎手   調教地 着差
1[4] 10 ザデューク       せ7 126 ドゥルーズ   香 港 1:33.4
2[5] 6 アルマダ        せ5 126 ホワイト    香 港 頭
3[12] 2 ラモンティ       牡4 126 ボッティ    伊 国 1.1/2
4[7] 1 ブリッシュラック    せ7 126 プレブル    香 港 2.1/4
5[13] 7 リンガリ        牡4 126 スコフィールド 南 ア 2.1/4
6[2] 4 ジョイフルウィナー   せ6 126 スミヨン    香 港 2.1/2
7[6] 11 フローラルペガサス   牡4 126 デットーリ   香 港 2.1/2
8[3] 8 レベルレベル      牡4 126 プラード    米 国 4.3/4
9[1] 13 サーアーネスト     せ5 126 コーツィー   香 港 5.1/4
10[10] 5 ラシアンパール     せ6 126 サンマルタン  香 港 5.3/4
11[8] 9 ボウマンズクロッシング せ7 126 モッセ     香 港 6.3/4
12[14] 14 ダンスインザムード   牝5 122 武豊      日 本 6.3/4
13[9] 12 デイヴズベスト     せ6 126 キネーン    香 港 8.1/2
14[11] 3 マスタミート      牡5 126 マクドノー   愛 国 9.3/4

※斤量=ポンド(122ポンド=約55.3kg、126ポンド=約57.2kg)
※着差は1着馬からの着差

 ダンスインザムードは中団やや後方を追走したものの、直線では全く伸びる
気配を見せなかった。

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■ 4 ■ 香港カップ(香港G1)
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2006年12月10日(日) / シャティン競馬場 / 2000m 芝・右 / 3歳以上

着 枠 馬番 馬名   性齢 斤量 騎手  調教地 着差
1[9] 8 プライド       牝6 122 ルメール   仏 国 2:01.6
2[4] 7 アドマイヤムーン   牡3 123 武豊     日 本 短頭
3[2] 1 ヴェンジャンス
           オブレイン せ6 126 デルペッチ  香 港 2
4[8] 2 ヴィヴァパタカ    せ4 126 スミヨン   香 港 3.1/2
5[12] 5 アートトレーダー   せ5 126 サンマルタン 香 港 4.1/2
6[5] 10 サトワクイーン    牝4 122 デットーリ  仏 国 4.3/4
7[11] 11 ディアデラノビア   牝4 122 福永祐一   日 本 5.1/4
8[6] 4 ハロープリティ    せ5 126 プレブル   香 港 5.1/2
9[10] 9 アレクサンダー
          ゴールドラン 牝5 122 マニング   愛 国 7.3/4
10[3] 12 ミュージカルウェイ  牝4 122 トーマス   仏 国 9.1/2
11[7] 3 グロウル       せ4 126 ウィリアムズ 豪 州 13.1/4
12[1] 6 ハイインテリジェント せ6 126 ホワイト   香 港 17.1/4

※斤量=ポンド(122ポンド=約55.3kg、123ポンド=約55.8kg、
        126ポンド=約57.2kg)
※着差は1着馬からの着差

 日本馬2頭は後方からの競馬。アドマイヤムーンは直線で素晴らしい末脚を
見せたものの、日本で言うハナ差に泣いた。ディアデラノビアは7着まで。勝
ったのは凱旋門賞で2着だったプライド。


(c)1997-2006 東京ニューズ・ネット社 http://www.tokyonews.net/

海外レース結果

2006年12月06日 10時46分58秒 | 海外レース結果
◎11月30日に行われたLVRCレヴィン・クラシック(新G1/3歳)は、
POROTENE GEMが優勝。

・POROTENE GEM(牝3)
父:Pins /母:Rubyfoo /母の父:Danzatore
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◎12月2日に行われたWATCレイルウェイS(豪G1/3歳以上)は、
BELLE BIZARREが優勝。

・BELLE BIZARRE(牝5)
父:Dauberval /母:Baltriomphe /母の父:Balmerino
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・今年の夏に八百長疑惑で起訴されたKieren Fallon騎手(41歳)に、新たなトラブルの種が続出している。同騎手の八百長疑惑に関しての処分は未だ正式な決定が出てはおらず、定期的に警察などの聴取を受ける日々が続いている模様。
そんな中、同騎手が各国でのレースへの騎乗する場合、ライセンスに対する判断は開催国のジョッキー・クラブなどの関係機関によって様々なのだが、先月29日に今年の7月に行われたジャン・プラ賞(仏G1)に参戦した際の薬物検査で、同騎手から禁止薬物の陽性反応があったとし、6ヶ月間の仏国での騎乗停止処分が下された。さらにそれと前後して、今月10日に香港で開催予定の国際競走に際して、香港ジョッキー・クラブは同騎手の騎乗ライセンスを拒否する決定を下した。同騎手は先の八百長疑惑の後、今シーズン限りでの引退を示唆するような発言も行っていたが、薬物反応や国際競走の騎乗拒否などで、より引退へ追い込まれていきそうな気配が強くなっている。

・米国所属騎手であるRussell Baze騎手(48歳)が、今月1日にLaffit Pincay Jr.騎手の持つ9530勝を抜いて9531勝の史上最多勝利の新記録を達成。

・現役時代に1989年のジャパンカップで優勝するなどの活躍を修め、引退後は繁殖入りしていたHorlicks(牝23)が、繋養先のニュージーランドでOne Cool Catの牡馬を出産。同馬はこれで繁殖からも引退するとの事。

・本日12月6日に香港のハッピーバレー競馬場で行われる第9回キャセイパシフィック・インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップに、日本から武豊騎手(37歳)が参戦。このイベントは日本で言うワールド・スーパー・ジョッキー・シリーズの香港版で、先頃日本でもWSJSに参戦・優勝したAndreas Suborics騎手なども続いて参戦する。参加騎手は着順ごとにポイントが与えられ、全3戦でのポイント獲得数で優勝を争うシステム。武豊騎手は第1戦となる第3レース、第2戦の第5レース、第3戦の第7レースに騎乗する他、このイベント外でも第1レースに騎乗を予定している。