HONU体験工房 日記

honu 体験工房のブログです。
日々の屋久杉 地杉の時計体験作りを綴ります♫

タッチの違い

2010-11-09 | 工房日記
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こんばんは~
今日は久々の北西風でノースは演歌の世界と聞きました

そのお話はノース宮浦在住のmieliさんから聞きました。

そうそう!
今日は mieli さんの納品があったのですよ~
完売していたウミガメストラップも入荷しました。
お待ちしていらっしゃっいましたお客様、
どうぞお早めにご来店くださいね。



ということで、
今日はタイトルにあります『タッチのちがい』なのです。

なんのタッチかといいますと、
それは工房で使っている道具のタッチなんですね!

この道具のお話をするにあたって、
今回からカテゴリーに『工房日記』を追加しました。

素晴らしいフォトを honu に提供して頂いている Naki 氏がおっしゃっていた、『技術はすべて公開する』ではありませんが、
先日のタグボート岡氏のお話しにもある『無くさないようにする夢』にはしたくない気持ちをもとに、
技術という代物ではまったくありませんが、少しずつお話しできればと思い書かせていただきます。

イントロが長くなりましたが・・

今回のタッチで感銘したのがまずこのNakanishiのリューターです!
ずいぶん古い機種なので使うまでは心配でしたが、
結果は素晴らしくて正直ビックリしました。


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いま現在は東洋アソシエイツの上位機種のリューターを使用しています。
プロクソンの上位機種からのランクアップで購入した製品です。

東洋のリューターはプロクソンにくらべて軸ブレが格段に少なくスムーズなのです。
そしてパワーユニットが別のセパレートタイプなので手にも馴染みやすく満足していた逸品でした。

しかし、
今回 Nakanishi を使用して感じたのは圧倒的なパワー不足でした
パワーというよりはトルクと表現した方が良いかもですね。

このトルク感はカービング時のえぐり感の向上なのです。
以前にも書きましたが、
このえぐり回数は少なければ少ないほど綺麗なラインをカービングできます。

10回をちょこちょこ撫でるように削り込むよりも、
1回でズバッと削り込んだ時の方がラインが綺麗にカービングできるのです!

この話は作風によってまたかわってくると思いますが、
自分の場合は最初のアウトラインもラフに描いてのカービングとなるので、
この『ズバッと感』がお気に入りなのです。

この Nakanishi の道具は新品ですと十数万と高価なため、
いままで島ということもあり試す機会がありませんでした。

今回はご縁があり、
中古品を格安に譲り受けることができました。

またまた島の神様、
このご縁を有り難うございます

ということで、
貝細工をなされている皆様!

この Nakanishi は使えます
新品はもったいので中古を狙ってみてはいかがでしょうか。

おすすめです☆



ということで、
北西風は今日で終わりみたいですね~

明日はまた暖かくなりそうな屋久島サウスです。
みなさま、
素敵な水曜日にしてくださいね

では~