本のブタ

一日をどう過ごすか?

上流階級 富久丸百貨店外商部  高殿 円

2016-02-15 08:13:53 | 読書

  百貨店  昔母に連れ て行ってもらって屋上の遊園地で遊んだり、レストランでランチをたべた所。

  楽しいところだった。外商部があるのは、知っていたけど、わたしの知らない別世界。

  外商部に配属された静緒が、いっていた。ああ、この世にはこんな金持ちがいる。富めるものは私と同じ所に住まないし同じ学校にも行か

  ない。だからそのような人達とはクロスオーバーしないので、どんな生活をしているか知らない。しかし、だんだんと、

  年を重ねてきて思うようになった。 自分が持っていないものを手にしている人達を羨んだり、妬んだり、そこから生まれるのは

  自分を全部否定している、嘆きしかない。妬みを口にすることは自滅することと同じ。

  私はいつも教えてもらっている。蔵の宝より身の宝第一なり、身の宝よりもこころの宝第一なり、こころで築いた宝は、どんなことが

  あってもなくらない事を。

  百貨店にいっても100万円のダイヤを買う人も100円のシュークリームを買う人も同じ笑顔で迎えてほしいですね。

上流階級 富久丸百貨店外商部  高殿 円

2016-02-15 08:13:53 | 読書

  百貨店  昔母に連れ て行ってもらって屋上の遊園地で遊んだり、レストランでランチをたべた所。

  楽しいところだった。外商部があるのは、知っていたけど、わたしの知らない別世界。

  外商部に配属された静緒が、いっていた。ああ、この世にはこんな金持ちがいる。富めるものは私と同じ所に住まないし同じ学校にも行か

  ない。だからそのような人達とはクロスオーバーしないので、どんな生活をしているか知らない。しかし、だんだんと、

  年を重ねてきて思うようになった。 自分が持っていないものを手にしている人達を羨んだり、妬んだり、そこから生まれるのは

  自分を全部否定している、嘆きしかない。妬みを口にすることは自滅することと同じ。

  私はいつも教えてもらっている。蔵の宝より身の宝第一なり、身の宝よりもこころの宝第一なり、こころで築いた宝は、どんなことが

  あってもなくらない事を。

  百貨店にいっても100万円のダイヤを買う人も100円のシュークリームを買う人も同じ笑顔で迎えてほしいですね。

霧の子午線  高樹のぶ子

2016-02-10 20:49:28 | 読書

  学園紛争でゲバ棒をもって戦った青春時代の女友達。40歳をこえて考える自分の人生、

  一人の男を愛して一人は子供を産んだ。18歳になった息子が知ろうとする自分の出生。

  今キャリアウーマンとして働く自分と病に倒れ、余命いくばくもない彼女と、はからずも

  妹の夫と不倫関係になってしまった彼女と、妹の生きざまと、嗚呼、人生を学ばせてもらった。