その1はコチラ。
つーコトで、すすよみ2回目は
翔!さんに薦めていただいた2作。
「アイシールド21」
作・稲垣理一郎 画・村田雄介/集英社ジャンプコミックス
アニメを見てから読んだんですけど。
コレが原作ならアニメも期待して良いかな、と。
要は面白かった、と。
アニメ見ていても思ったんですけど構成が巧い。
どうやったら盛り上げられるかわかっていて、ソレを
話の中で自然に行えている。
しかもアメフトと言う馴染みの薄い題材ながら
知らない人間でも読める(楽しめる)よーになってるし、知ってる
人間が読んでも「そりゃないよ」と思わせるよーな
トコロはない(セナのスピードや栗田のパワーは漫画的
だけど、エンタテインメントとして必要な要素だし。
・・まあ、魔球や必殺シュートの出てくるマンガも嫌いじゃないけどね)
ハチャメチャだけどアメフトに関しては真剣な
ヒル魔をはじめキャラ造形も巧い。このノリで
11人揃えたら凄いチームになるワケで、否が応にも
期待させられる、つーモノです。
コレでまもりさんがアニメ位に可愛く描けてれば
文句なしなんだけどな(笑)
「銀魂」
空知英秋/集英社ジャンプコミックス
正直な話、コレが売れてるのかぁ、わからんなぁ、と。
1巻を読んだ限りでは2巻位で切られそーな作品、つー
印象しか受けませんでした。
オビにある「笑えて泣ける人情コメディー」と言う
謳い文句は間違ってはないと思うけど、どちらにしても
中途半端。
もっと人情・浪花節に徹するかキレたギャグで押しまくるかの
どっちかにした方が良いんじゃないかな、と。
言葉のセンスとかは今時だなぁ、と思わせるものの悪くは
ないし、一応ブレイクしてるっぽいコトを考えると
ギャグ方面で伸びを見せるんだろーけど、この段階では
評価は出来ないな、と。
その3へ続け。
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<もっと人情・浪花節に徹するかキレたギャグで押しまくるかの
<どっちかにした方が良いんじゃないかな、と。
たしかに1巻だけじゃそうなりますね
しかし、後半(3~4巻)になるにつれてギャグ、人情などが大幅にアップします
それに銀魂は人情とギャグがあるから自分の中で一番お気に入りの漫画でもあるのです
いつもは馬鹿やってる銀さんだからこそ今の時間を大切さが分かる、
2巻のセリフにあるのですが荷物ってのはを持ってる時は重く感じないのですが降ろしてしまった時に気づくのです、
普通の漫画などは数回しか読みませんが、
銀魂は最初は微妙だと思いながらもふと気づけば何度でも読みたくなる
そんな漫画なのです
私はWJでこの先生の読み切り作品読んで以来かなり期待してたんですけど、ちょっと不安でした。「なんかこれ打ち切られるんじゃないか」と。
しかし、話が進むにつれてギャグのキレがよくなってく。人情話へのつなぎも巧くなっていく。
コミックスでいうと、2巻の終わり~3巻の内容あたりで急に人気が上がってきたんですよ。
最近はかなり安定してきています。セリフのセンスはWJ連載陣では抜群だと私はおもってます。
キャラ達も個性豊かで(女性キャラ含め)かなりの男前ぞろいです。
少年漫画の中にこういう力の抜ける人情話は必要だと思いますし(ちょっと大人向けのギャグありますが)、是非読み続けて欲しい漫画です。
ひょっとしてジャンプだけにお得意の
バトル路線に転向して当たったのか?
とかも思ったりしましたが。
そうではなくってこの路線でレベルアツプ
した、と。
まあ、突然「化ける」作品は珍しい
ワケじゃないとは言え、やっぱり意外には
感じますな。
とりあえず、この前買った分も消化しきれてない
状況なので、継続するにしてもしないにしても
その後で考えますわ。