タイトル未定

斜めにしたら入るんちゃうん?

イラレで埋め込み時に線幅が変わる問題

2014-09-28 14:28:01 | 仕事記録

まさかの数十万円をゴミにしてしまいましたので... 検証と、 この世から印刷事故をなくすために記録。

 

【概要】

 

・チラシをつくってまして、ある部分は素材が提供される予定でした。

・届いたのはPDFで、すべてベクターデータで テキストなんかはすべてアウトライン処理済みでした。

・「データいじらず、そのままで」というオーダーだったので、PDFをそのまま イラレへ、「リンク」状態で持ってきた。

 

・そのままオブジェクトを「縮小」して...

 

・「別名で保存」するとき、「配置した画像を含む」にチェックを入れて

(画像は「リンク」ではなく「埋め込み」で入稿する印刷屋さんだったので)

保存。

 

 

・ここから「罠」なのだが、上記で保存が終わって、進行具合のダイアログが消えた後、

 

 

見た目はこのまま。

 

ただし、このファイルを一旦閉じて、また開くと...

 

 

Oh...

 

一応、確認したのですが、確認したタイミングが保存直後の正常な状態で見える段階で

確認したため、このまま入稿... そして事故へ。

 

どうしてこうなった...

 

【原因】

 

・調べたけど不明。

イラレのバージョンやOSの問題ではなさそう。

 

 

【対策1】ラスタライズすべきである

 

・PDFをラスターデータにすればよかった。

ただ、素材が非常に小さくなるので、視認性が悪くなると思い、ベクターデータで

入稿したかった。

(といいながら、350dpiもあれば一般的には違いは見受けられない。)

 

【対策2】パスのアウトライン(「線」を「塗り」にする)を取ればよかった。

・これも確実な方法だったと思う...。

 

【対策3】「拡大・縮小」の前に「埋め込み」処理をする

 

・オリジナルの、上記の例であれば、オリジナルのピンク及び黄色の縁の線幅と

事故ったデータの、縮小後のピンク及び黄色の縁の線幅は同じだったので、

何らかの理由で、線幅データは固定のままになってしまうようだ。

(注:イラレの環境設定でよくある「線幅も効果も拡大・縮小」にはチェックが入っていても)

 

・なので、大きさを変える前に、先に「埋め込み」処理をしていれば、その後の拡大縮小で

線幅が意図しない太さになることはない。

 

埋め込みしてから

 

 

 

 


コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Safariでpdfを見るときにAdob... | トップ | 【悲報】iPhone6が曲がった状... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございました。 (P)
2018-10-16 12:40:08
同じ現象が起き、困ってググりたどり着きました。
おかげさまで回避できました。
ありがとうございました。
返信する

コメントを投稿

仕事記録」カテゴリの最新記事