今年は、やけに自然災害が多いように思われてならない。宮崎県と鹿児島県の県境にある新燃岳の噴火に始まって、東日本大震災、そして、今また、新潟県を中心として「集中豪雨」である。御隣の韓国でも大きな被害をもたらした豪雨だが、前線が新潟県や群馬県などに居座って、特に、新潟県では、信濃川水系のいくつもの川が、豪雨で、堤防が決壊し、川が氾濫している。新潟県三条市をはじめたくさんの町に「避難指示」が出され、1万人を超えるたくさんの人たちが、学校の体育館や、公民館などに避難している。そして、この雨、今日にいたってもやみそうもなく、一点に集中して降り続けているようだ。今後も、大規模な川の氾濫、土砂崩れなど、心配されている。既に何人かの人の命が奪われ、被害は拡大しそうだ。
強い雨は、関東・甲信越地方にも及び、わが町も、午後あたりから明日にかけて降ることが予想されている。自然の恐ろしさは言うまでもないが、その被害を最小に封じ込めようとする対策は、いつも行われてはいるのだが、毎年のように、被害が続出している。これから台風の季節がやってくる。ついこの間も、6号台風が襲って来たばかりだ。今年の夏は、天候不順が続き、海水浴場は、24日の日曜日を除いて、“開店休業”状態だ。関係者は頭を痛めている。でも、東北の各県や、新潟県などのように、大きな被害がないことを、ありがたいことと思わなければならない。雨もそこそこには、必要で、とりわけ、稲の生育には必要不可欠だ。新潟県は、魚沼コシヒカリをはじめとして、米の大生産地であり、今年の作柄に大きな影響を与えるのではないかと心配である。毎年のようにやってくる「集中豪雨」、被害を未然に防止する対策は、ないものだろうか。
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