唾液腺癌で休職中♪

2009年5月に骨と肺に異常が見つかり、唾液腺癌(腺様嚢胞癌)が発覚。。
そんなyuraの治療と日常です。

もしかして、やさしさ?

2009-10-27 22:11:30 | その他の治療、病状
昨日、耳鼻科の診察に行ってきました。
駐車場が混んでいて周辺も渋滞してしまい
病院に近づくのが大変でした。

ウィッグをつけて病院に来るのは初めてでしたが
気になる視線を感じることも無く、全然問題なかったです。
ウィッグの存在を忘れられるほどでした。

(脱線しますが、洋服屋さんでは
 店に入っただけで全身をチェックする視線をビシバシ感じます。
 洋服を手に取っただけでもチラチラ見たり寄ってきたりします。
 そのたびに挙動不審になりそうです。。)

診察では、まず部長先生に言われたのが
先生「あれ?メカタ(体重)増えた?」
・・・・。
直球でした。迷いのないストレートです。
そうなんです、そのとおりなんです。。。
今朝スキニーのジーパンをはいた時にちょっときつい?と
思ったし、体重計にのったら増えてました。
でも、1~2キロですよ、誤差程度って思っていただけに
言われるとちょっとショックです。目ざといです。

先生「いや、女性にこういうのを聞いちゃまずいとは思いつつ
   ほら、あなた、やせ過ぎていたから
   今のほうがいいと思いますよ・・」

・・先生ありがとう、もういいですよ。

その後は普通に診察を終えて、部屋を出ようと立ち上がると

先生「髪、・・短くした?」

最後に髪を話題にしてきました。
キター!!
息がつまりそうです。
しかも、先生の真意がわかりません。
一瞬で頭はパニックです。

(やっぱり変ですか?)
(言いたくなるほど変ですか??)
(短くもなにも、切るような髪、無いんですけど??)
(なんで??髪が無いことを先生はよく知ってるはず??)

いろいろ頭をよぎりましたが
言えたのは

私 「・・(ウィッグを)被っているだけですけど・・。」

すると新しい治療方法の話をしてくれました。
先生が出席した講演会か学会で、髪が抜ける抗がん剤を使用するときに
薬?だったか何かの方法をすると髪が抜けなくなるらしく
次回にそれを試してみないか 
という話でした。

冷静になってみると
先生はその新しい方法を伝えたくて、髪を話題にしてきたようです。

直球の先生でもさすがに「それ、カツラだよね?」と切り出すわけにはいかず、
遠慮して「髪短くした?」と言ってくれたのかもしれないです。

鈍くさい私には、伝わりにくいけど
もしかして先生のやさしさ、ですかね。


(今日の診察、気になることがもう一つ。新しい方法の話の最中に、
「うまくいけば、そんなの被らなくて済むわけだし。」と言ってました。。
そんなの。。。
これ一応、喜んで被っているのに。。うえーん)


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