それでも僕は彼女が好きだった

かつて、うつ病と闘う大切な人を支えようとした日々と、挫折と、そして新しい一歩。

Interpersonal Distance

2010-03-28 23:34:32 | 迷い・葛藤・たわ言
4月に転勤することをメールした。
一応それが礼儀だと思った。
彼女の住む町からは、遠く離れることになった。

昔の友だちに懐かしく再会するみたいな、
そんな時がいつかきっと来る。
そう信じている。
そのときは、二人とも笑顔でいたい。
そんな言葉を添えた。

時間があるなら今会いたい、会って話をしたい。
そんな言葉が帰って来た。
予期せぬ、まったく予想外な言葉だった。

でも、今はまだその時じゃないと思った。
引っ越しの荷物をぎゅうぎゅう詰め込んだクルマの中で、
そう思った。
不器用な自分を許して欲しい。

応援している。
遠くても連絡は取れる自分でいる。
互いに自信をもって会える日まで自分のペースで歩み続けよう。
思い出してくれたときはいつでもメールを。
そんな言葉が帰って来た。

彼女の心に、ようやく光が差し込み始めているような気がした。
そう信じたい。

ありがとう。

これからの二人に相応しい距離が、ようやく見えてきた。
彼女にもそれが見えているなら、それでいい。