すし屋のカツサンド

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ラジオと理髪店の共通点は?

2016-10-26 06:04:22 | 
本のタイトルつながりです。

①『想像ラジオ』   いとうせいこう著 河出書房新社刊
②『台所のラジオ』  吉田篤弘著    角川春樹事務所刊
③『海の見える理髪店』荻原浩著     集英社刊
④『向田理髪店』   奥田英朗著    光文社刊   

①東日本大震災にインスパイアされたと思います。
 ラジオDJがある時は木の上から(ありえない設定)にぎやかな放送をします。

②静謐(読めても書けない、特別な静かさ)そのものの本。
 台所にあるラジオの女性アナが登場人物たちの感慨を呼び覚ます。
 2つ読んで、想像ラジオDJもほんとは静かだったと気づく。

③短編集の1編でにぎやかで静かさに満ちた理髪店おやじの一人語り。
 
④北海道の旧炭鉱町の理髪店を舞台にした連作短編集。
 けっこう重いテーマの数々を平安寿子を思わせるタッチで描いてる。

上記につながらないが、最近うれしい出合いがあった。
『風の中の瞳』 新田次郎著 東都書房刊 昭和33年発行
当時の東京郊外の中学3年生たちを描いた児童小説。
あとがきで新田氏は子供(藤原正彦)が受験生なので書く気になったと明かす。
かつて読んだ本に町の書庫で50年振りに会いました。

またお会いできて幸いです

2016-10-02 20:28:55 | 日記
昨3月にお会いしたご夫婦にまたお会いした。

今回も歓待いただいた。

旧友である。

YHを辞められて、古民家の住民である友人はしきりにボロ家と言う。

そうですそう思います、がていねいにきれいにしようとしている跡がうかがえる。

表、内の花々をみているとこれがセンスだと判る。

控えめなご夫婦を見ていると、地域の行政が彼らをうまく活用して欲しいと願う。

好きだからこそあえてそこに住むお二人を有効活用して欲しいと。

『限界集落株式会社』のドラマように一発大逆転はもともとない。

もしその土地が好きで、住んでくれるような方がいたらとにかく大事にして欲しい。

ありがとう、ここに住んでくれてのいきものがかり的なこころの広さで。

じっくり引き出してみよう、彼らの経験を。

きっといい効果が出ます。