よこいの雑記帳

身の回りで見つけた様々な自然について、思いつくまま。

キイチゴ

2017年04月26日 20時49分38秒 | 花を探して


春の花です。写真を見てすぐに何かわからなくても結構です。ちょっと考えてみましょう。この花の種類は、葉の様子、そして、花の中央にあるめしべの様子から見当がつきます。めしべの形、何かの実に似ていませんか。実の表面にたくさんの小さな種子がついているあの果物です。ショートケーキといえばわかりますよね、そう、イチゴの仲間です。この花は、「クサイチゴ」といいます。
 日本の林の中では、比較的たくさん見られるキイチゴの仲間です。キイチゴというのは、「木苺」と書き、背の低い木です。園芸品種の中には、ブラックベリーやラズベリーがあります。日本の林の中に自生するこのクサイチゴは、木でありながら、背が低く、大体、30cm~60cmで、枝も柔らかく、まるで、草のように見えるところから、「草苺(クサイチゴ)」と名前が付いたようです。このクサイチゴ、初夏には1cmくらいの真っ赤な実を着けます。甘くておいしい実ですよ。この花は、学校のそばの道路わきで見つけました。

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