団塊世代の真っ只中!

団塊世代のジジイ、チョコ色犬&黒色犬や手習いを中心に日々を書きとめていきます。*'20年4月改訂       

今年の”お盆”は・・・

2008年08月12日 | その他


お盆の時期となりました、
我が家の今年のお盆は今までの年と違います

家族二人の「初盆」(新盆)を迎えています、

一人は昨年の11月に94歳の大往生で見送った父

  *父親は長生きをしてくれたお陰で“親孝行の真似事も出来
   悔いは無いのですが

そして今年の2月、雪が舞う寒い時に25歳の若さで先立った、息子

まさか同じ初盆を迎えるとは、

身内との別れが一番辛いと言われますが、一度に二人も
まして、その一人が息子とは・・・・、

息子の死から半年、いろいろあり決して早くはありませんでした

父親と息子の仏事で当初は、お寺さんのお参りが続きました

そして春、桜吹雪の散る中での「四十九日満中陰」の法要、

5月後半、梅雨前のさわやかな季節におこなった「納骨式」、

  *二人仲良く納めました

その間、息子の学生時代の友人たちや、会社の同僚などが
お参りに来てくれ、私達が知らない息子の一面などを
聞かせてもらったりして話が尽きないこともありました、

当初、なかなか手が着けにくかった遺品の整理も最近一段落して、
彼の写真にゆっくりと話しかけることが出来るように
なりました、

気持の整理はいまだにつきませんが
やっと現実として冷静に受け止めているつもりです

節目の60歳(還暦)を通過し、今から残りの人生をいかに過ごしていくかを
考えたとき、彼の居ないこれからがどんなに空虚か、
考えるほど無常感しか残らないのが現状です、

家内は言います、“母親として子育ての楽しみ(苦労も)一通り
させてもらった、私の役目はすでに終わっていました“と・・・

  *この言葉がすべてではないでしょうが、母親の強さを感じます

男親にとって“息子”とは特別の存在なのです
いなくなって切実に感じている今日このごろです、

以前にも書いたのですが、

今から・社会人一年生の今だから仕事や趣味のことを酒でも飲みながら
語るのを楽しみにしていたのに・・・

  *女親の入れない世界ですから。

あれも話したかった・これも知っておいて欲しかった
そしていろいろ聞いてあげたかった!

と写真に話しかけています、

       初盆を迎えた 父親より








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3 コメント

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Unknown (ルン)
2008-08-12 23:55:41
>あれも話したかった・これも知っておいて欲しかった
そしていろいろ聞いてあげたかった!


きょうからは息子さんが帰っていらっしゃいますね。
たくさんお話ししてください。
そして、たくさん聞いてあげてください。


“母親として子育ての楽しみ(苦労も)一通り
させてもらった、私の役目はすでに終わっていました“

同じ年頃の息子をもつ母親として、深く共感させられます。
言いようのない寂しさに胸を打たれました。


団塊おやじさまご家族の皆様
どうぞ心静かに初盆をお過ごし下さい。

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お盆 (モリノブ)
2008-08-13 17:14:17
 とっても悲しいお盆がやって来ましたが、団塊さんの文章を読みながら無念の思いがこみ上げてきます。
 いっぱいの思い出を語ってあげて下さい・・
返信する
森家の皆さま (団塊おやじ)
2008-08-14 00:10:52
自宅・実家・お墓と三箇所を行き来します

夏の暑さピークのこの時期に「お盆」と「終戦記念日」が巡って来て、それぞれの家庭ではそれぞれの先祖さまや新仏を迎え、神仏に手を合わせる

日本中が”こころが沈む”一時のように感じます、

村山 聖九段の命日もこの8月とのこと、先生にとっても、辛い思い出の時期になられるのですネ・・・

最近ある文章に共感しています

「肉体の死と存在の死 
 ”存在”が
語り継がれる間は、
その人は死なない。
”その人の存在”は笑顔など
”与えたもの”に残る」

     作 小林正観

まさしく、村山 聖さんの事を言ってるようです。


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