急性大動脈解離闘病ブログ

ガラではないのですが、ブログを開設致しました。この病気が発病した時から闘病まで、私が経験したことを書いていきたいです。

発病~手術

2014年10月10日 | 闘病

2014年07月19日
この日は最寄駅のお祭りの日で、嫁さんいきつけのパン屋さんの出店の手伝いという事で、昼間は屋外で軽くビール1本飲みながら子供達の世話。。。
小さなお祭りだったので、小一時間で全て見終わってしまい、子供たちも飽きてきたので自宅に戻ることに。
この日は趣味のバンドの練習日なので、いきつけのスタジオへ20時ころに出発。早めについたので、最近はじめたFreeLineというスケボーをやりながら
スタジオが始まるのを待っておりました。

22時になり、スタジオに入り、ドラムの準備をしていると、突然激しい痛みが胸を襲い、身動きが取れなくなり、その場に座り込みました。
その痛みは、ゴルゴ13にライフルで打ち抜かれたかのような痛みで、胸から背中にかけて突き抜けるような痛みでした。
周囲のバンドメンバーに救急車を呼んでもらい、10分しないうちに救急車が到着、もっとも近い戸田中央総合病院に搬送されました。

私の記憶はもはやだいぶ遠のいており、病院に到着したことも気がつかず、
痛みで失神していたものと思われます。記憶にあるのは、緊急でCT撮影をしたことのみ。
後から聞いた話だと、本人は覚えていないのですが、両足が痛いと言っていたとの事。
あとで分かったのですが、血流障害が起きていて、足へ血液がいっていなかった模様。

CTの結果、急性大動脈乖離(Stanford 分類A型)と診断された模様。
偽腔開在が認められ、弓部から下肢部までガッツリ乖離していたとの事。
すぐに緊急手術を行う必要があると判断され、AM3:00頃から緊急手術が実施されました。
弓部大動脈置換術ということで、弓部大動脈を人工血管に置換、胸部大動脈については血管の置換は行わず、
乖離したままの状態で様子を見ていく治療方針とした模様。
手術が完了したのが翌PM1:00頃。

その後、ICUに搬送され、本人の意識が回復したのが2014年07月21日
気がつけば、全身は動かず、全身には様々な点滴が刺さっており、
真っ白で窓もない壁の部屋に、ごくたまに人(看護士さん)が様子を見に来ては
去っていくというのをただただ呆然と見ている日々。

当然、呼吸器が装着されており、会話も出来ず、
ひたすらICUの天井を眺める日々が始まりました。



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