スタジオHiroの花便り

2020.7より 自身の覚書でもあり 念願の花辞典はじめます 
お届けしたフラワーギフトのご報告ブログです

ユーフォルビア ダイアモンドフロスト ダイアモンドスター

2020-10-30 | 花辞典



↑ ダイアモンド フロスト




↑ ダイアモンドスター

科名 トウダイグサ科
属名 トウダイグサ属(ユーフォルビア属)
非耐寒性多年草(約5℃まで)
原産  メキシコ
開花期 春~晩秋
日照 日向または半日陰むき

ユーフォルビアのなかでも、近年、‘白雪姫’や「ダイアモンド・フロスト」といった、まるで白い花が咲いているような非耐寒性低木が人気です。
観賞する白い部分は、ポインセチアなどと同様、苞と呼ばれる花序のすぐ下の葉で、本当の花は目立ちません。
なお、 ‘白雪姫’は冬に、「ダイアモンド・フロスト」は初夏から秋に開花する点で大きく異なります。
ユーフォルビアの仲間は、茎や葉の切り口から出る白い液に触れるとかぶれることがあるので注意します。

ユーフォルビア属の原種は2000種以上あり、形態も一年草、宿根草、多肉植物、低木と多岐にわたります。
代表的な種としては、日本に野生するトウダイグサ(灯台草: 形が燭台に似ることから)、タカトウダイやノウルシ、観賞用に栽培するポインセチア、ショウジョウソウ、ハツユキソウ、ハナキリン、ミドリサンゴ(ミルクブッシュ)などがある。



ネムノキ 合歓の木

2020-10-28 | 花辞典








ねむの木(ネムノキ、合歓木)
学名  Albizia julibrissin
英名  silk tree,silky acacia,Japanese mimosa
和名  合歓木 ネム
科名  マメ科
属名  ネムノキ属
原産地 日本
中国植物名(漢語)は合歓(ごうかん)馬纓花 絨花樹 合昏 夜合 鳥絨

和名のネムノキは、夜になると葉が合わさって閉じて(就眠運動)眠るように見えることに由来する
漢字名の 合歓木は 中国においてネムノキが夫婦円満の象徴とされていることから付けられたものである

ヘクソカズラ 屁糞葛

2020-10-28 | 花辞典











ヘクソカズラ(屁糞葛)
学名  Paederia foetida
英名  stinkvine skunkvine chicken excrement plant flatulent vine
和名  屁糞葛
別名  ヤイトバナ (灸花)  サオトメカズラ (早乙女葛)  ハマサオトメカズラ (浜早乙女葛)
    アケボノヤイトバナ (曙灸花) ビロードヤイトバナ サメハダヘクソカズラ ツツナガヤイトバナ
科名  アカネ科
属名  ヘクソカズラ属
原産地 日本、東アジア
花咲く季節  7月~9月
原産地  日本~東南アジア
つる性草本

和名ヘクソカズラの由来は、葉などをつぶすと、強い悪臭を放つことから「屁糞かずら」の意味で名付けられたもので、元々は「屁臭(へくさ)」だったものが転訛したともいわれている
カズラ(葛・蔓)は、つるで伸びる植物につけられる語
日本最古の和歌集である『万葉集』の中にも「屎葛(くそかずら)」の名で詠まれている



セイダカアワダチソウ 背高泡立草

2020-10-28 | 花辞典




最近 あまり見かけなくなりました・・・

和名 セイタカアワダチソウ, セイタカアキノキリンソウ
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セイタカアワダチソウ
分類群 維管束植物 双子葉・合弁花類 キク科
(Asteraceae, Asterales, Magnoliopsida, Magnoliophyta)
学名 Solidago altissima
英名等 Tall Golden rod, Yellow-weed, Yellow-top
自然分布 北アメリカ
形態 多年草.長い地下茎を持ち,茎は1~2.5m,花部以外は一般に枝を出さない.多くは紫黒色,短毛を密生してざらつく.葉は密接してつき,鋸歯は低くてしばしば不明瞭.葉質は厚くて短毛がありざらつき,両へりが下に曲がる傾向.花序は円錐形,高さ10~50cm,花枝は広く開き,しばしば弓なりに反りかえり,主に上側に多数の黄色い頭花をつける.総苞は高さ3.5~4.5mm,舌状花は雌性,花柱の先は2裂して裂片は糸状,筒状花は両性,花柱の裂片は長楕円形で扁平.果実(痩果)は長さ1mm,細毛があり,冠毛は汚白色.染色体数2n=54
生息環境 河川敷,土手,荒地,原野,休耕地,路傍
温度選好性:温帯
繁殖生態 繁殖期:8~11月
頭状花,虫媒花.地下茎により繁殖.
生態的特性 粒経の細かいシルトから粘土質の土壌に繁茂する.耐旱性がある.蜂蜜の供給源,鳥類等の生息環境を提供.
             (国立環境研究所のデーターベースから)

アガパンサス 紫君子蘭

2020-10-28 | 花辞典




学名  Agapanthus
英名  African lily
和名  紫君子蘭
別名  アフリカンリリー ムラサキクンシラン
科目  ユリ科 or ヒガンバナ科
属名  アガパンサス属
原産地 南アフリカ
開花期 6月~9月

属名でもあるアガパンサスはギリシア語のアガベ(愛)とアンサス(花)の2語からなり「愛の花」という意味

イヌマキ 犬槙

2020-10-26 | 花辞典




学名は、Podocarpus macrophyllus f. spontaneus
マキ科イヌマキ属
別名  マキ  クサマキ  ヒトツバ  チャーギ  キャーギ

雌雄異株の常緑高木
花期は5〜6月

マキは「真木」であり、元来はまっすぐに伸びて優れた材木となるスギ、ヒノキ、アスナロ、コウヤマキなどの総称であった
イヌマキは幹が螺旋状に成長するため割れが入りやすく 材木としては劣るためにイヌマキと呼んだという説

関東地方以西〜沖縄の海岸に近い山地に生える
きわめて耐陰性が強い。高さ20mほどになる
樹皮は灰白色。浅く裂けてはがれ落ちる
葉は互生。長さ10〜15cm、幅5〜10mmの広線形。表面は深緑色、裏面は淡緑色。縁は全縁で、主脈が目立つ。
雌雄別株。雄花も雌花も葉腋につく。
雄花は長さ約3cmの円柱形。雌花は長さ約1cmの花床の上につく。
種子は直径約1cmのややいびつな球形で、基部には肉質の果床がつく。
成熟するにつれて鱗片が肥大して種子を包み込む。
10〜12月に熟すと果床は赤紫色になる。果床は食べられる。
種子は枝についたまま発根することがある。
種子は2個の鱗片が肥厚した套衣(とうい epimatium ) に包まれ、核果状になる。

小型で葉が短く密生するラカンマキがあり、学名上はイヌマキはラカンマキの品種となる。
名前の似たものにコウヤマキがあるが、裏面に白色の気孔帯があり、別のコウヤマキ科の木本である。

ヤマモモ 山桃

2020-10-25 | 花辞典








分類 ヤマモモ科/ヤマモモ属
    常緑広葉/高木
学名 Myrcia rubra
別名 ヤマモ ヤモモ シブキ 楊梅(ようばい)

「古事記」で 伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が 「桃の子(み)」を投げつけて
 黄泉(よみ)の国の 雷神を退散させる という部分があり
 この「桃の子(み)」は 山桃の実だとの説

薬効   打撲傷、捻挫、口内炎
薬用部位 樹皮
生薬名 「楊梅皮(ようばいひ)」

高知県の県花
徳島県の県の木

ベニチョウジ 紅丁子

2020-10-25 | 花辞典







ベニチョウジ (紅丁子) 、
purple cestrum、red cestrum、bastard jasmine

別名  ベニバナヤコウカ(紅花夜香花)、ケストルム・エレガンス
分類  ナス目ナス科キチョウジ属 or ナス科 ヤコウカ属
学名  Cestrum elegans (=Cestrum purpureum)
属性  木本 互生葉序 総状花序 花色:紅 花期:周年
原産地 メキシコ

ハギ 萩

2020-10-25 | 花辞典














学名  Lespedeza
科名  マメ科
分類  落葉低木
原産地 北アメリカ 日本・東アジア
開花期 6月~10月
英名   Bush clover Japanese clover

「萩」は本来はヨモギ類(あるいは特定の種を挙げる資料もある)の意味で
「はぎ」は国訓である
牧野富太郎によるとこれは「艸+秋」という会意による国字であり
ヨモギ類の意味の「萩」とは同形ではあるが別字という
「芽子」「生芽」とも字を当てる。


ノコンギク 野紺菊

2020-10-25 | 花辞典






学名  Aster microcephalus var. ovatus
和名  ノコンギク(野紺菊)
別名  ノギク(野菊)
科名  キク科
属名  シオン属(アスター属)
原産国 日本
花色  紫、ピンク、白

ノコンギクは、日本各地の低地から高原までの草原に広く見られる多年草
いわゆる「野菊」を代表する植物の一つ
茎はまっすぐ、あるいはほかの植物に寄りかかりながら斜めに伸び
地下に細長い地下茎を多数伸ばしてふえていく
葉は卵形から狭卵形が多く 葉の基部はくさび形で ごく短い葉柄がある

シュウメイギク 秋明菊

2020-10-25 | 花辞典








学名      Anemone hupehensis ほか(Hybridも含む)
和名      シュウメイギク(秋明菊)  
その他の名前  キブネギク 秋牡丹
科名       キンポウゲ科
属名      イチリンソウ属(アネモネ属)
   多年草
原産地は中国、台湾

シュウメイギクは、八重咲き種の咲き姿がキクに似ていることから 命名
アネモネの仲間で、英語では ジャパニーズアネモネ(Japanese anemone)
別名の「キブネギク」「キフネギク」は 京都の貴船で多く自生していたことから

ロータスブリムストーン

2020-10-22 | 花辞典






学名:Lotus Hirsutus"Brimsutone"
マメ科ミヤコグサ属
常緑低木
別名:ロータス・ヒルスタス
名前の由来 ブリムストーンが硫黄を意味し、黄色い花を咲かせ硫黄を連想させることから

ロータスブリムストーンは葉と新芽の色のコントラストが美しいのが特徴
カラーリーフにしては耐寒性が非常に強い
環境が悪いと枯れやすく栽培がやや難しい種類



マホニアコンフューサ

2020-10-18 | 花辞典






分類 メギ科 マホニア属
     常緑広葉 低木
学名 Mahonia confusa
別名 コンフーサナンテン/ヤナギバヒイラギナンテン
   ナリヒラヒイラギナンテン/細葉ヒイラギナンテン

数百種類あるというマホニア(ヒイラギナンテン)の園芸品種

17世紀から日本で庭木として使われるヒイラギナンテンと近縁

中国において作出された。