ある大物がカープ女子をつくったNと話をしている。
「Nさん、ついこの間までアメリカでは『女ガンマン』日本では『女渡り鳥』と言われていた小池百合子が今光輝いている。日本でもトップクラスのレイディーだ。噂では『小池百合子はNさんの昔の恋人に似ている』こう言われているが本当なの」
「はい本当です。あの人によく似た女性と神戸の夜景を眺めました。芦屋の街を一晩中歩いた事もあります」
「懐かしいよね」
「はい、あれから四十年近い月日が経ちましたが、テレビで小池百合子の顔を見ると『可愛いな』この思いが湧き上がってきます」
「へえ、今あらゆる年代の人々が小池百合子を支持しているよ。特に十代、二十代の若者が」
「はい、知ってます」
「お手柔らかに」
大物はNの顔を見て微笑んだ。口は笑っていたが目は笑っていなかった。Nの目を射るような眼差してみている。
「こちらこそ」
Nは柔らかく言葉を返した。
そして、
「小池百合子を世界のユリコ・コイケにしますのでご協力よろしくお願いします」
こう言うのだった。
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