ケセランパサラン読書記 ー私の本棚ー

◆ 旅ばなし 23回目  ベルギーで考えた。 ーブリュッセルの兵士ー


 3月にベルギーのブリュッセル空港で、ISのテロがあったために、ブリュッセルの街には、兵士がいっぱいいた。
 日本に住んでいると、銃を持った兵士の姿など見ることはないので、つい目が行ってしまう。

 兵士に、「撮っていいですか?」と一応、訊いたら、勿論「ノン」と言われたが、ニッコリ笑って威圧的でも、強面風でもなかった。さすが、観光地!
 それで、建物を撮るときにフレームに入るように、撮ったのでした。


 ブリュッセル中央駅の正面。兵士を乗せた軍隊のトラックです。 

         そのトラックから降りて警備に立つ兵士

      駅構内を巡回する兵士。 

              
               ビクトル・ユーゴーが、世界で一番、美しい広場と言ったグランプラスと、兵士。
      
           グランプラスの随所に兵士の姿。

 こういう風景に接すると、やっぱりこれは平時の状態ではないと思うのです。
 ISの攻撃を、テロという言葉で表現するので、あたかも戦争状態ではないと思いがちだが、9・11以降、実は戦争の形が変わっただけかも知れないのではないだろうか。
 そんなことを、考える旅でもありました。
 

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