丘を越えて~高遠響と申します~

ようおこし!まあ、あがんなはれ。仕事、趣味、子供、短編小説、なんでもありまっせ。好きなモン読んどくなはれ。

生きること 自分の道 辿ること~

2013年08月10日 | お子様
 8月8日N●K児童劇団の夏公演「トムとハックとこども達」が無事終了いたしました! 毎度のことながら、責任チケットをもらっていただくべく携帯電話のアドレス帳をフル稼働させ、実にたくさんの方に観劇のご協力をいただくことが出来ました。猛暑の中、わざわざお運びいただいた皆様、誠にありがとうございました!!

 さてさて、例によって例のごとくレビュウは書きません。が、ちょこっとだけ感じたところをこっそりと書いてみましょうかね。

 今回の公演はN●Kと豊中のRSミュージカル劇団、そして豊中高校吹奏楽部とのコラボレーション公演でした。同じ演目をRSさんが四月の春公演でされていたので、参考のために観劇させていただいたのですが、あまりの歌と踊りのレベルの高さにチビ子も私も愕然としたのでありました。

「……あんた、こんなん出来るんかいな」
「……ヤバイやろ。えぐれてるやろ」

こんな会話を交わしながら二人で夜道を歩いて帰ったのは四月の頭のこと……。

 そして怒涛の四カ月が過ぎ、遂に本番を迎えました。

 素晴らしい出来でした。見事に揃ったダンス、生演奏での音楽、気合いの入った歌、衣装の可愛さと統一感。商業演劇としての鑑賞に耐えうる舞台でした。半分以上がRS籍の子供とは言え、まったく毛色の違うN●Kの子供達をわずか四カ月でよくもまあ、ここまで仕上げたものだと感服いたしました。演出・指導をされている先生は劇団四季出身の方です。興業としてのミュージカルがどういうものかをよくよくご存じのはずですわ……。納得納得です。はい。

 チビ子はこの四カ月、毎日のように家の中で歌い狂い、踊り狂っておりました。しまいにはチビ太郎がすっかり覚えてしまって、二人で海賊の歌をハモッて歌いまくるというww。ほんでもって、横で私がゴスペルを歌いまくっているものですから、なんともにぎやかな状態。我が家は「シアターぶらば」じゃないっつうの(笑)。

 途中でダンス教室のイベントもあったのですが、チビ子の踊りがみるみる変わって行くのがわかってびっくりしました。元々、動きにキレがあまりなく、早いテンポの曲は苦手だったのですが、いつのまにやらアップテンポでのキレが非常に良くなっていたのと、体幹の使い方がとてもうまくなりダンスが全体的にダイナミックになっていました。そして、表情! 踊っている最中の表情の変化がびっくりするくらいに豊かになりましたね。

あらまあ。こりゃびっくり。
いつの間にこんなにダンスでの表現力が上がったのでしょうか??

……親バカですよ。はい。
 でもね、一応、私もバレエとダンスを齧った身でございます。アマチュア劇団公演にも参加経験があります。歌は現在も進行中でございます。観劇もそこそこ色々なジャンルをしております。仕事では利用者さんのためにどじょうすくいやら河内音頭を踊り、民謡からゴスペルまで歌い、わはは本舗顔負けの「二人羽織」までやっちゃう「その辺のエンターテイナー」なのでございます。ステージ上でのパフォーマンスについては、それなりに評価するポイントを押さえていると自負しておりますですよ。はい。

楽しそうに、まあ、活き活きと踊り狂う娘っ子を観ていると、つくづく感じるのであります。彼女の夢を支えて行きたい……と。


 舞台の上で歌われていた歌のフレーズ「生きること 自分の道 辿ること」。まさに、彼女のためにある歌ですな。





そんな事を思っていたら、途中で足が滑ってこけたチビ子でありました(笑)。ま、本番は色々あらあな。





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