バリ島の人々が主に信じているのがヒンドゥー教。
多神教なので、色んなところに神様や精霊たちが宿っている。
別名「神々の島」と呼ばれるのはこういうところからきているみたい。
町の中あちこちで見るのが、この「チャナン」。
葉っぱで編んだ四角いお皿の上に、ご飯やフルーツ、生のお花が入れられていて、お香が焚かれている。
目の高さ位のところに置いてあるのは神様へのお供え、地面に置いてある(門の外とか)のは悪霊へのお供え。中身は一緒。
バリ島の街中でも道がなんとなく雑然として見えるのは、このお供えが踏みつけられて散乱してるからだろうと思います。歩道にも沢山あるし、建物の入り口脇にも置かれているので、ついつい踏んじゃうんですよね。
なんとなく神様へのお供え物を足で踏みつけるのは…と私なんぞは躊躇っちゃうのですが、そうしてると歩けない。それくらいあっちにもこっちにもあります。
実際、ガイドさんに聞いたところ、お供えしてすぐは流石に悲しいだろうけど、これらはうっかり踏んづけてもいいのですって。そもそも踏まれるところにあるものだし、「そういうものなんだから」だそう。お供えした段階で悪霊は満足してくれてるはずなんだって。
また地面に備えてあるのは悪霊に対するもので、いたずらしたり悪さをしないように、というために供えてるもの。敬うべき神様、良い精霊たちに対するお供えは胸元より比較的高い位置に祭壇や小さな棚のようなものが作ってあって、そこに置かれます。しっかり区別されているわけです。
だから霊たちも分かってるってことなのかな。
なんだかとってもさっぱりしている神様たちです(笑
ウブドの中心にある旧王宮併設の寺院。
門の上部には鬼神カーラが口をあけてます。何でものみこんでしまう不死身の怪物で、胴体がないのが特徴。寺院内に悪いものが入れないように見張っています。カンボジアでも、入口部分には必ずカーラが描かれていました。
時代が下がってくるとカーラのいる門上部というのがなくなり、門は左右対象に割れたスタイルになります。この場合悪いものが通ろうとすると門が閉じてしまうのだそうです。
一説によるとカーラが中国を経由して日本に渡ってきて、獅子舞の獅子頭になったのだとか。
確かにバロンダンスなどを見ると、とてもよく似ています。
壁面には色々な神様やラーマ・ヤナ説話に出てくる人々の姿が彫り込まれています。
これは元絶世の美女。その余りの美しさに人々が争うのを見て嘆き、破壊神シヴァに自分の美貌を破壊してくれるよう祈ったと言われています。シヴァはその願いを聞き入れ、彼女の年齢、美貌を破壊したためお婆さんの姿で描かれています。胸がシワシワの垂れ垂れになっているのが多いのですが、これは結構胸ありますね(笑。
テガララン村のタンジュンサリ寺にて。
バリ島の神様、地域の神様、村の神様、家の神様、個人の神様、などなどそれぞれにお祭りの日があるので、バリ島の中では一年中どこかでお祭りがおこなわれているという感じがします。
たまたま車で通りかかった村のお寺で、お祭りの準備をしていました。
ここは村のお寺、だそうです。
まだ宗教的な行事は行われていない時間だから、準備の様子だけならOKということで入れてもらいました。
植物の葉っぱ(皮?)を編んで飾りを作ったり、お供え兼皆で食べる食事の用意(子ブタの丸焼がっ!)をしたり。皆さんとても楽しそうでした。
お祭り前のワクワクした感じというのは古今東西変わらないですね(^-^)
お料理に使うスパイスを石臼でつぶす作業を手伝わせてもらったり、お祭り気分を共有させてもらっていたら、お茶(所謂ジャワティ)を入れるから飲んでいけと熱心に誘ってくださいました♪
ただ、…まぁ。残念ではありますが遠慮しておきました((^^;; 結構お腹は丈夫な方なんだけど、ここでチャレンジは出来なくて。ほんと、残念!
日本でも田舎のお寺なんかにお参りに行くとお茶やお菓子を勧められるのと一緒だなぁと嬉しくなりました。
周辺の風景はこんな感じ。
棚田(ライステラス)が美しいです。この狭いところで年に3回もお米をとるんだからすごいですね。
有名な観光地を見て歩く、というだけでなく。こういうなんでもないところを見ながらそぞろ歩きするのもなかなか楽しいです♪
多神教なので、色んなところに神様や精霊たちが宿っている。
別名「神々の島」と呼ばれるのはこういうところからきているみたい。
町の中あちこちで見るのが、この「チャナン」。
葉っぱで編んだ四角いお皿の上に、ご飯やフルーツ、生のお花が入れられていて、お香が焚かれている。
目の高さ位のところに置いてあるのは神様へのお供え、地面に置いてある(門の外とか)のは悪霊へのお供え。中身は一緒。
バリ島の街中でも道がなんとなく雑然として見えるのは、このお供えが踏みつけられて散乱してるからだろうと思います。歩道にも沢山あるし、建物の入り口脇にも置かれているので、ついつい踏んじゃうんですよね。
なんとなく神様へのお供え物を足で踏みつけるのは…と私なんぞは躊躇っちゃうのですが、そうしてると歩けない。それくらいあっちにもこっちにもあります。
実際、ガイドさんに聞いたところ、お供えしてすぐは流石に悲しいだろうけど、これらはうっかり踏んづけてもいいのですって。そもそも踏まれるところにあるものだし、「そういうものなんだから」だそう。お供えした段階で悪霊は満足してくれてるはずなんだって。
また地面に備えてあるのは悪霊に対するもので、いたずらしたり悪さをしないように、というために供えてるもの。敬うべき神様、良い精霊たちに対するお供えは胸元より比較的高い位置に祭壇や小さな棚のようなものが作ってあって、そこに置かれます。しっかり区別されているわけです。
だから霊たちも分かってるってことなのかな。
なんだかとってもさっぱりしている神様たちです(笑
ウブドの中心にある旧王宮併設の寺院。
門の上部には鬼神カーラが口をあけてます。何でものみこんでしまう不死身の怪物で、胴体がないのが特徴。寺院内に悪いものが入れないように見張っています。カンボジアでも、入口部分には必ずカーラが描かれていました。
時代が下がってくるとカーラのいる門上部というのがなくなり、門は左右対象に割れたスタイルになります。この場合悪いものが通ろうとすると門が閉じてしまうのだそうです。
一説によるとカーラが中国を経由して日本に渡ってきて、獅子舞の獅子頭になったのだとか。
確かにバロンダンスなどを見ると、とてもよく似ています。
壁面には色々な神様やラーマ・ヤナ説話に出てくる人々の姿が彫り込まれています。
これは元絶世の美女。その余りの美しさに人々が争うのを見て嘆き、破壊神シヴァに自分の美貌を破壊してくれるよう祈ったと言われています。シヴァはその願いを聞き入れ、彼女の年齢、美貌を破壊したためお婆さんの姿で描かれています。胸がシワシワの垂れ垂れになっているのが多いのですが、これは結構胸ありますね(笑。
テガララン村のタンジュンサリ寺にて。
バリ島の神様、地域の神様、村の神様、家の神様、個人の神様、などなどそれぞれにお祭りの日があるので、バリ島の中では一年中どこかでお祭りがおこなわれているという感じがします。
たまたま車で通りかかった村のお寺で、お祭りの準備をしていました。
ここは村のお寺、だそうです。
まだ宗教的な行事は行われていない時間だから、準備の様子だけならOKということで入れてもらいました。
植物の葉っぱ(皮?)を編んで飾りを作ったり、お供え兼皆で食べる食事の用意(子ブタの丸焼がっ!)をしたり。皆さんとても楽しそうでした。
お祭り前のワクワクした感じというのは古今東西変わらないですね(^-^)
お料理に使うスパイスを石臼でつぶす作業を手伝わせてもらったり、お祭り気分を共有させてもらっていたら、お茶(所謂ジャワティ)を入れるから飲んでいけと熱心に誘ってくださいました♪
ただ、…まぁ。残念ではありますが遠慮しておきました((^^;; 結構お腹は丈夫な方なんだけど、ここでチャレンジは出来なくて。ほんと、残念!
日本でも田舎のお寺なんかにお参りに行くとお茶やお菓子を勧められるのと一緒だなぁと嬉しくなりました。
周辺の風景はこんな感じ。
棚田(ライステラス)が美しいです。この狭いところで年に3回もお米をとるんだからすごいですね。
有名な観光地を見て歩く、というだけでなく。こういうなんでもないところを見ながらそぞろ歩きするのもなかなか楽しいです♪
ボディーワークスですねっ!次に行く時のためにメモしとこ・・・・。