雨の記号(rain symbol)

三十六歳はまだ・・・

9歳長女と餓死図る 鳥取県警、36歳母逮捕
2006年 5月30日 (火) 16:19

9日間食事与えず

 九歳の長女を餓死させようとしたとして、鳥取署は殺人未遂の疑いで、京都府福知山市に住む無職の女(36)を逮捕した。
 調べでは、女は小学生の長女を餓死させ自分も死のうと計画。長女を連れて軽乗用車で鳥取県若桜町へ向かい、今月二十日から二十八日の間、食料を与えず殺害しようとした疑い。二人とも衰弱しているが、生命に別条はないという。
 調べに対し「金がなく生活に困ったので一緒に死のうと思った。娘を餓死させることを選んだ」と供述。同署は首を絞めるなど直接の殺害行為はためらったとみている。
 女は福知山市内のアパートで長女と二人暮らし。人気のない場所を探し、若桜町の山中にたどり着いたという。
 山菜採りに来た男性が二十八日正午ごろ、車の中でぐったりしている二人を見つけた。同日夜に鳥取署へ届けた。(goo)ニュースより

安易だなあ、と思う。金がなく生活に困った、くらいで死ぬことを考えたというのか。それともこの文面からは見えない深い事情があるというのか。母親はまだ三十六歳。その年齢なんてまだヒヨッコだ。
あと二十年生きてみれば分かるが、どれだけ元気ではつらつな身体を持っていることか。病気なんかしてなくて身体が動かないわけでないなら、前途を悲観して、子供を道連れに死を考えるにはちょっと早過ぎるのではないか。
仮に自分の人生あきらめているにしても、子供が働ける年齢になるまでは子供の面倒きちんとみてやりなさい、と言いたい。親には最低限、その義務があるのだ。自分は無事に育ててもらったから親にもなれたのではないか。生んだ子供を先に死なそうなんてとんでもない話である。子供の先行きを無事に見定めた上で、死ぬなら自分一人勝手に死になさい、と言いたい。
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