気象予報でもＣＭでも

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“フィギュアの女王”キム・ヨナが、気象キャスターに挑戦して注目を集めている。キム・ヨナは自身がモデルで出演している三星ハウゼン・エアコンの「ヨナの気持ちのままに天気予報」の動画で、失敗を連発して天気予報を伝達する気象キャスターに変身した。

この動画にはキム・ヨナが、近づく夏の蒸し暑さを予報する過程で、気象キャスターとして流暢な話しぶりを見せようとする、どたばたハプニング、が収められている。気象キャスターに完ぺきに扮したキム・ヨナは、白の半袖ワンピースを着て、今年の夏の天気予報を伝えた。特に真剣に天気予報を伝えながら「北太平洋、コン～気圧」など、失敗を連発するキム・ヨナが、自身の違う発音を笑う姿が収められ、注目を集める。

動画を鑑賞したネットユーザーは「天気予報を伝達したキム・ヨナが、中間中間発音を間違えて笑いをこらえられない姿が、可愛い」と熱い反応を見せた。「ヨナの気持ちのままに天気予報」の動画は、yuna0.comで見れる。


＜フィギュア＞キム・ヨナ「選手生活を続ける」

「選手生活を続けます」。‘フィギュアクイーン’キム・ヨナ（２０、高麗大）がついに進路について口を開いた。

キム・ヨナは３１日、現地練習地カナダ・トロントに出発する前、「まだ引退という言葉を口にする時ではないようだ。トロントへ練習しにいくだけに、選手生活は継続する」と明らかにした。
２０１４年ソチオリンピック（五輪）への挑戦については「そこまで遠くは見ていない。ひとまず今シーズンをどうするか考えている」と話した。選手生活を続けることに方向を決めたが、２０１０－２０１１グランプリシリーズなど今シーズンの参加大会については相変わらず悩みが多い。
キム・ヨナは「新しいシーズンが１０－１１月に始まるが、その時まではグランプリシーズンに合わせて以前と同じように準備する考え。毎回うまく準備ができたかどうかによって出場するかどうかが決まりそうだ」と説明した。したがってキム・ヨナはトロントに戻りしだい、新しいプログラムを受けて振り付けを習い、習得の速度と熟練度を見ながら出場大会を決めると見られる。
キム・ヨナは２月の２０１０バンクーバー五輪で金メダルを獲得し、夢をかなえた。このため目標意識を失ったキム・ヨナが選手生活を続行できるのかという憂慮する人も多い。
キム・ヨナは「これからは負担なく競技を楽しむのが目標になりそうだ。シェヘラザードから００７まで多くの演技をしてきたが、まだ見せられなかったものが多い。今後もさまざまなキャラクターを演じたい」と新たな目標を提示した。
キム・ヨナは７月２０日ごろ韓国に戻り、高陽（コヤン）ＫＩＮＴＥＸ特設リンクのアイスショーでファンに会う。

（ニュース記事より）

　彼女はすでにカナダのトロントにいる。旅の疲れも取れ、今頃は練習に向けての準備を始めているだろう。オーサー・コーチとももう顔合わせはすんだかな。デビッド・ウイルソンはキムヨナ選手のため、どんなプログラムの想を練っているだろう。とりあえず、現役続行に向けた動きを開始したことで、僕にも新たな楽しみが広がった。
　おそらく、オーサー・コーチもデビッド・ウイルソンも、契約云々の前に、彼女にはフィギュアスケートを今後も（現役として）続けてほしいと願っていたはずだ。彼女のすばらしい演技がバンクーバーで見納めになるのは、世界のフィギュアファンにとってとても惜しいことだと思っていたはずだ。
　バンクーバーにやってきた彼女に会って、二人はとても喜んでいるのではなかろうか。
「また一緒にやれるな。今までのことは今までのこととして、新たなスタートラインについて始めようじゃないか」
「はい。よろしくお願いします」
「君にこうしてまた会えたことで、私の中でイメージしているものが急に具体性を帯びてくるように感じる。少しふっくらしたかな。しかし、そのくらいじゃ問題ない。まったく君は、フィギュアをやるために生まれてきたような娘だな。いや、失礼。もう、レディだな・・・」
　お茶しながらする彼らの会話がここまで伝わってきそうだ。
　僕は遠くにいった彼女を身近に感じることはできない。しかし、再スタート切ったばかりの彼女を頭の中に置くことはできる。これから、彼女はどんどん忙しくなっていくのだ。フィギュアの森で夢中になっていくのだ。飛び散る汗さえ見えてくる。
　ある程度の時間が経過し、フィギュア選手キムヨナのホットニュースが伝わってくるようになるまで、気象予報でもＣＭでもプログラムコレクションでも何でもいい。それらを楽しみながら、僕はゆっくりじっくり待つこととしよう。