ゆうすげびと の うた

ゆるやかに そして たおやかに 喧噪の日々のなかで しずかさを とりもどすために…。

日本のいちばん長い日

2011-06-27 22:29:02 | 映画
行く予定にしていた
先週末に開催の「ゆふいん文化記録映画祭」は、
結局行くのを断念しました。

土日と職場に出て
立て込んでた仕事を終わらせようと
呻吟したものの、結局はかどらず、
無意味な週末となってしまった。

そんななか、
夏8月末開催の「湯布院映画祭」のHPをチェックしてたら
今年のスケジュールが発表されていました。

 豊川悦司、光石研
 行定勲、青山真治、塩屋俊
と今年のゲスト陣は充実しているようですぞ。

で、今回の上映作品のうち
一作品を予習を兼ねて観ました。

『日本のいちばん長い日』(1967年 東宝)
 監督:岡本喜八 原作:大宅壮一 脚本:橋本忍
 出演:三船敏郎 ほか



1945年(昭和20年)8月15日正午
日本がポツダム宣言を受諾し、
天皇の終戦の詔勅がラジオ放送されるまでの
24時間を描いた作品。

157分に及ぶ長編作品にもかかわらず、
ドキュメントを見ているかのように
冒頭から引き込まれ、
結局深夜12時過ぎから見始めたものの
一気に見終えました。

敗戦から76年も経ってしまった今、
東北大震災の惨状と重ね合わせてみる事の是非はさておき、
この映画を観ることの意味はきっとあると
確信しつつ昨夜この映画に観入ってしまたのでした。

三船敏郎、黒沢年男、高橋悦史、笠智衆など
錚錚たる俳優陣の演技がすばらしい。
台詞の歯切れのよさ、テンポのいい編集、
飽きさせず、ぐいぐいと引っ張り込まれていく…
そんな2時間半でした。


おかげで、
今日の朝は起きれませんでした。





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