見出し画像

平方録

暖地仕様のニンゲンにはちょっとなぁ

寒っ!
暖地仕様のニンゲンにとって、昨日までの寒さだって十分寒かった。
しかし、今朝の寒さはケタが違う。
布団から抜け出した直後に全身を包んでくる空気が凶器を帯びていると言ったら言い過ぎか。
冬の山形の秘湯や秋田との県境のやはり秘湯温泉に宿泊したってこんな寒さは味わえない。
とにかく個人的な耐寒性能の低さに加えて、寒冷地では暖地と違って建物全体を温めているから建物の中にいる限り、今朝のような寒さに遭遇することはない。

今朝の室温は10.8℃。
何だ二ケタあるんじゃん、というなかれ。
だから言っているでしょっ。寒冷地仕様じゃないって。
前日まではなんだかんだ言っても午前4時の室温は12~13℃はあった。
だから今朝はいつもより2~3度も低いのだ。「も」に力を込めたい。
薄いパジャマ1枚で暖かな布団の中から急に凍える空気中に放り出されたらどうなるか…

今朝4時のNHKラジオのニュースが富山市中心部の積雪が1986年の117cm以来35年ぶりに1mに達した、と言っていた。
これからさらに積もりそうだというから大変なことだ。

大雪で思い出したが、豪雪で有名な山形県の肘折温泉では今年も「ドカ雪・大雪割キャンペーン」が始まった。
このキャンペーンの目玉は何といってもこれまでの積雪記録446cm以上の雪が積もったら「宿泊代がタダになる」というものだ。
山形の友人に誘われ、去年も一昨年も狙っていたのだが、そこまでの積雪はなく、これまで実現できていない。
アメダスで調べると9日午前5時の積雪は270cmでまだまだ目標には届かないが、キャンペーンは3月7日までだからまだまだチャンスはあると見る。
特に今年は記録更新のチャンスありと見た。
でも、感染爆発気味の緊急事態宣言下の神奈川県から来たというと、塩をまかれて叩き出されかねないからやはり今年もダメだろう。
せっかくのチャンスなんだけどね。

寒に入ったので鉢植えのバラのせん定と寒肥をやる作業に取り掛かった。
小手調べに去年挿し木で育ててうまく成長してくれている「ブラッシングアイスバーグ」の2鉢から手を付けた。
株そのものがまだ小さいから、作業は訳なく進んだが、2階のベランダの陽だまりで作業したつもりだったが、空気そのものが冷えていて、比較的薄着で作業したこともあってしばらくすると寒くて閉口した。
最初から厚着しておけばよかったのだが、普段でも陽だまりのベランダは暖かい。
身体を動かせばなおさらで、汗をかいてしまうくらいなのだが、今やって来ている寒波はいつもと違うのだ。

この寒波が通り過ぎるまで無理することもないかなと、作業開始早々だが様子見で行こうと思う。
軟弱なことだが、寒中に済ませればいいのだから無理することはない。
何てったってキーワードは「ぬくぬく」だから…


見出し写真とも北鎌倉・東慶寺のロウバイ

両方とも挿し木で育てた株だが、特に左の1年生は根の張り方が素晴らしく旺盛でびっくりして二回り近く大きな鉢に移し替えた ♪ 
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「随筆」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事